スギナモ
ヒツジグサ
半世紀ぶりの尾瀬ヶ原は観光
開花時刻は未の刻とは限らない。昼間に開き夜は閉じる。これを数日繰り返し寿命を終えると思われる。埼玉県では野生絶滅となっているが、環境省のカテゴリーでは無指定である。栽培種が多く,野生自生種はかなり少ないようだ。
今回は尾瀬ヶ原を見たことがない妻のリクエストで訪れた。快晴,無風,花はなく草紅葉は見頃でまさに観光,三脚は持たずスナップ写真に徹した。
山の天気は激変しやすく,この数日後至仏山(写真C)の山頂部は冠雪した。花期はとうに過ぎているので別の地で写した未公開の過去写真(写真DE)を取り上げた。この時は三脚を立てて無風状態を待って撮影した。
※ 写真は上から順にA~E
開花時刻は未の刻とは限らない。昼間に開き夜は閉じる。これを数日繰り返し寿命を終えると思われる。埼玉県では野生絶滅となっているが、環境省のカテゴリーでは無指定である。栽培種が多く,野生自生種はかなり少ないようだ。
今回は尾瀬ヶ原を見たことがない妻のリクエストで訪れた。快晴,無風,花はなく草紅葉は見頃でまさに観光,三脚は持たずスナップ写真に徹した。
山の天気は激変しやすく,この数日後至仏山(写真C)の山頂部は冠雪した。花期はとうに過ぎているので別の地で写した未公開の過去写真(写真DE)を取り上げた。この時は三脚を立てて無風状態を待って撮影した。
※ 写真は上から順にA~E
ミズオオバコ
トチカガミ
ドロノキ
ハイイヌガヤ
ハクサンカメバヒキオコシ
アキギリ
ヤマトリカブト
猛毒植物の観察
トリカブトの仲間が少し分かってきたので,できるだけ撮影して調べるようにしている。本種については2022-10-21で取り上げているが,ツクバトリカブトも分布する地域だったので念のため撮影した。花柄には屈毛が生え,葉や葉柄には毛がないことを確認した。
トリカブトの仲間が少し分かってきたので,できるだけ撮影して調べるようにしている。本種については2022-10-21で取り上げているが,ツクバトリカブトも分布する地域だったので念のため撮影した。花柄には屈毛が生え,葉や葉柄には毛がないことを確認した。
ウメバチソウ
美しい仮雄蕊
高原の湿り気のあるところで見かけることが多い。掲載済みのコウメバチソウよりも母種が後になってしまったが,花のつくりの巧妙さにいつも感嘆する。雄蕊は全部で10個,そのうち花弁と対生する5個は仮雄蕊で,残り5個に葯がつく。花糸は1本ずつ伸びて花粉を順々に出すと思われる。
高原の湿り気のあるところで見かけることが多い。掲載済みのコウメバチソウよりも母種が後になってしまったが,花のつくりの巧妙さにいつも感嘆する。雄蕊は全部で10個,そのうち花弁と対生する5個は仮雄蕊で,残り5個に葯がつく。花糸は1本ずつ伸びて花粉を順々に出すと思われる。
ナガミノツルケマン
イタドリ
シロバナサンヨウブシ
タマガワホトトギス
カリガネソウ
ママコナ
ホンゴウソウ
ヒナノシャクジョウ
摩訶不思議な花
この仲間の花を見るのはルリシャクジョウ以来,約40年ぶりとなる。極小の本種を一度見て慣れてくると,地表の白い個体に気づけるようになった。筒状の先端が茶色のものは花後,先端がまだ白いものは蕾。花は一日花で,通常は1個体1つずつ咲くといわれている。花のつくり(写真C)は,3つの外花被片(萼片),3つの内花被片(花弁),外花被片間に3つの雄蕊,筒状中心部の底から出て先が3裂している部分が雌蕊と思われる。陽の当たるようなところにも生えていたのは意外だ。
※ 写真は上から順にA~C
この仲間の花を見るのはルリシャクジョウ以来,約40年ぶりとなる。極小の本種を一度見て慣れてくると,地表の白い個体に気づけるようになった。筒状の先端が茶色のものは花後,先端がまだ白いものは蕾。花は一日花で,通常は1個体1つずつ咲くといわれている。花のつくり(写真C)は,3つの外花被片(萼片),3つの内花被片(花弁),外花被片間に3つの雄蕊,筒状中心部の底から出て先が3裂している部分が雌蕊と思われる。陽の当たるようなところにも生えていたのは意外だ。
※ 写真は上から順にA~C