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コセリバオウレン [オウレンの仲間]

早春の花満開
 線香花火のような花が見たくなり久し振りに訪れた。群落は前回訪れた時の乱伐状態から改善の兆しが感じられた。3月に入り季節外れの高温続きで一部の両性花は散りはじめていた。掲載した写真はすべて雄花である。
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ミツバノバイカオウレン [オウレンの仲間]

雪解け後真っ先に
 訪れた山では登山道に雪が残り,一部では雪が解けたルートに迂回しなければならない。写真はそのような場所で写した。花期が5-8月と長いのは,雪が消えた所から咲きはじめるからである。
 花はバイカオウレンに似るが葉は5小葉でなく3小葉,一方同じ3小葉のミツバオウレンとは,円い花弁状萼片,褐色を帯びた花茎,短い花柱,などで違いが見られる。
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ミツバオウレン [オウレンの仲間]

3小葉の黄蓮
 様々な場所で見てきたが,そのほとんどが花期終盤のものばかりだった。今回は花期の早いヒメコザクラを目的としていたので,登山口周辺で咲き始めの個体をたくさん見ることができた。名の由来である3小葉はまだ閉じ気味で,蕾の状態のものもあった。
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セリバオウレン [オウレンの仲間]

古くから栽培されてきた薬草
 オウレン3変種(キクバオウレン,セリバオウレン,コセリバオウレン)の中で最もふつうに見られるという。「日本の植物 研究ノート ー分類・系統学へのアプローチー」(田村道夫著.培風館.1981)に次のように記載されている。

 「オウレンは自然光の40-50%の光量で最もよく育つ,陰地性の植物で,自然の状態でも針葉樹林の下でよく見かけます。下草の生えにくいスギの植林の下などは,草取りの手間がいらず,オウレンを育てるのに適した場所といえます。」
 「オウレンの分布で注意しなければならないのは,先に述べたようにスギ林などに種子を播き,半栽培状態になっているものがあることや,さらにそこから逃げ出したものが多くて,真の自生かどうかを見分けることが難しいということです。」

 何度もセリバオウレンを観察したが,いずれも本種の特徴である2回3出複葉の葉をあまり着けていなかった。この場所は群生規模だけでなく,生育環境が良く,葉も自然に近い状態で確認できた。下見して情報提供をいただいたお陰で素晴らしい花に出会うことができた。改めて感謝を申しあげたい。
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コセリバオウレン [オウレンの仲間]

オウレンの3変種
 マイカテゴリーに「オウレンの仲間」を設けているように関心のある植物だ。開花時期が早く、1月に咲く地方もある。この時期になるとオウレンの開花が気になる。「日本の野生植物 草本Ⅱ」では、コセリバオウレンはセリバオウレンとともにオウレン(キクバオウレン)の変種扱いとなっている。この3種は花で区別することは難しく、葉の形態(3出複葉、2回3出複葉、3回3出複葉)に注目して分類することになる。
※ 写真は上から順に①~⑤
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キクバオウレン [オウレンの仲間]

雪国の春
 雪解けの頃から開花する植物で、今回訪れた場所では花の見頃は過ぎていた。すでに果期を迎えているものも多く見られた。
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ウスギオウレン [オウレンの仲間]

春本番
 秩父市内のソメイヨシノの開花は4月4日頃。ここ数日の20℃越えの気温で5分咲きか。数日前と比べ、景色が一変した。雪を被った奥秩父の白い山肌が薄くなり、里には様々な彩りが増えてきた。今日は、標高1000mを超える奥秩父の玄関口まで出かけた。
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バイカオウレン [オウレンの仲間]

彼岸明けの花巡り
 今回の花巡りのメインはユキワリイチゲ(3月25日投稿)、十分に開花するのは昼過ぎという。それまでに別の植物を探さなければならない。早春に咲く植物の種数は少なく、咲いているものでも日照条件等に反応するものが多い。そこで、日照等の影響を受けないオウレンの仲間を探すことにした。有名な古戦場跡近くの杉林を歩いていると、同じような目的の男性に出会う。NikonD500を持つY氏という方は、野生の動植物を撮影しているという。親切なY氏から、初対面にもかかわらず植物の情報を丁寧に教えていただいた。土地勘のない私でも、度重なる親切のお陰で下記の自生地に無事たどり着くことができた。ユキワリイチゲの自生地までは車移動で数10分程度の距離である。
 この場をお借りして心より御礼申し上げます。
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