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コミヤマカタバミ

傾光性の花
 標高を上げ亜高山帯の針葉樹林下ではふつうに見られるが,よく開いた花には出会えないことが多い。高山の頂上や稜線を目指す時には,この樹林帯は早朝に通過することが多い。この日はほぼ同じ標高にいたので,よく開いた花を正午過ぎに撮影することができた。
komiyamakatabami.jpgkomiyamakatabami2.jpg
コミヤマカタバミ(カタバミ科)Oxalis acetosella 小深山酢漿草
 北海道~九州(中国地方を除く)に分布,主として亜高山帯の針葉樹林下に群生する小さな多年草。北半球の温帯から亜寒帯に広く分布する。根茎は細長く,しばしば分枝し,節に古い葉柄の基部をつける。葉は根茎の先に1-数個束生し,葉柄は長さ3-10㎜,毛はないかまたは細毛がまばらにつく。小葉は倒心形,幅1-3㎝,かどは円形となり,裏面ときに表面にも軟毛が散生する。花期は6-8月,花茎は葉よりも高く5-15㎝,先端に1個の花を着ける。花は径2-3㎝,白色の花弁にはうす紫色の脈が入る。花期の終わりには閉鎖花を着ける。(2019.5.25)

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alplant

美しい写真と、珍しい植物、楽しく拝見しました。
今回、オオバタチツボスミレのご指導有難うございました。
オオタチツボスミレに訂正させていただきました。有難うございました。これから益々自然が綺麗な季節、素晴らしい写真の撮影とご活躍願って止みません。
by alplant (2019-06-01 08:28) 

hanameguri

こちらこそコメントありがとうございました。
何事も自己流なので、当方こそ誤りが多いと思います。
遠慮なくご指摘ください。

by hanameguri (2019-06-01 13:30) 

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