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ミヤマクロユリ [バイモの仲間]

伝説の花
 ここでは群生していたこともあった。個体数はやや増加傾向と思われるが,頂上部の草地に点在してる状況である。丈の高い草に被われているので意外と目立たない。
 特に憧れる花ではないが,花の色,黒百合伝説,花言葉,小説名などで,魅かれる人もいる。どちらかといえばイメージが先行しているのかもしれない。黒というよりは濃い茶色で,独特のにおいを嫌う人もいる。

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コシノコバイモ [バイモの仲間]

雪国の春
 新年度が始まり、最初の一週が終わろうとしている。現役の方々は多忙な毎日をお過ごしのことと思う。桜が咲く山笑う季節、野山では次から次へと多種多様の花々が咲き乱れる。職に就いている時は、たとえ休日であっても花を愛でる余裕など乏しかった。今では立場が逆転し、季節の移ろいを静かに楽しんでいる。
 すべてのものが躍動する春は、どことなく人の気持ちを高ぶらせる季節だ。その中で一際輝くのは、雪国の春ではないかと思う。厳しいモノトーンの世界から一気に解放される美しさは、雪の降らない地方では到底見られない。
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カイコバイモ [バイモの仲間]

季節を奏でる草花(一年を振り返って)
 3月10日過ぎの山里は早春とはいえども、まだ山眠る季節である。コバイモは咲いても、スプリング・エフェメラルの開花までには少々時間を要す。そのような時、思いがけない情報が入ってきた。
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ミノコバイモ [バイモの仲間]

季節を奏でる草花1(一年を振り返って)
 当地では12月3日の夜祭りが終わると駆け足で新しい年がやってくる。フィールドに出る機会が少なくなるこの時期は、写真の整理や来年の花巡りを計画する。ブログ開設以前(3-9月)の花を中心に、2-3年前の写真も取り上げながら今年一年を振り返りたい。
 人間を含めた動物は様々な事象で季節を感じる。時には過酷な自然環境に耐えながら花を咲かせて結実する植物は、その時々の環境を忠実に映し出す。まさに「季節を奏でる」のは植物である。
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