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ミスミソウ [ミスミソウの仲間]

埼玉県絶滅危惧ⅠA類(CR)指定
 古い報告(1962年)では自生していたが1998年埼玉県植物誌では確認されなかった。その後2006年に再発見されたものの生育地は限られ個体数も非常に少ない。2017-03-12隣接県で観察した個体に比べて小型で花弁状萼片数も少ないが,品の良さはひけをとらない。自生地は近いので撮り直したいが容易に行けない所である。3年前に撮影したものを掲載した。
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ミスミソウ [ミスミソウの仲間]

ミスミソウ属の撮り比べ
 これまでオオミスミソウ2016-12-08スハマソウ2017-03-06を取りあげた。隣接県のミスミソウの自生地で形態上の違いや生育地の環境に注目して観察することができた。今年はじめて県境の長いトンネルを通過したが凍結場所もなく、道路は無雪期と変わりなかった。
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スハマソウ [ミスミソウの仲間]

ミスミソウの仲間
 キンポウゲ科のミスミソウ属Hepatica には数種が分類されている。一般的には、オオミスミソウ、ミスミソウ、スハマソウ、ケスハマソウが知られている。葉先の形で分類しているが、それぞれ個体差があり厳密な区別は難しい。花期は自生する地域によって違いがあるが、概ねその地域の早春と思われる。園芸としての歴史は長く雪割草という名前で人気があるが、自生地の減少に拍車をかける一因でもある。植物は環境に適応して自生しており、自然の中で見てこそ美しいと考えている。
 日本海側に分布するオオミスミソウは何度も見ているので、スハマソウを一度見てみたいと願っていた。かねてから自生している地域はある程度把握していた。少々の遠出となったが念願の花を愛でることができた。
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オオミスミソウ [ミスミソウの仲間]

季節を奏でる草花(一年を振り返って)
 以前、新潟に出張した際、地元の方から雪割草についてレクチャーを受けたことがある。その時は特に関心をもつこともなかった。数年後の登山(弥彦山)ではじめて観察し、この花が多くの人を魅了することが分かった。まだ木々の芽吹きがはじまる前、明るい林下で一際美しく咲きほこっていた。今回はツアーなどで有名な自生地ではなく、訪問者が比較的少ない所で存分に堪能した。
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