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イチリンソウの仲間 ブログトップ

ヒメイチゲ [イチリンソウの仲間]

旬を迎えたアネモネAnemone の群落
 サクラスミレが見頃にだったので,近くにあるヒメイチゲの群落も気になった。いずれも2年前(2019年)に訪れた場所である。花期は,その時に比べて2週間ほど早く,ほぼ満開を迎えていた。これまで登山道脇や亜高山の林縁など見てきたが,この群落は尾根に近く,コケ植物が良く生育する草地にある。終盤を迎えたミヤマスミレ1輪が確認できる。
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サンリンソウ [イチリンソウの仲間]

ニリンソウに類似
 サンリンソウという名に惹かれて,何度も探した花である。白馬尻でよく似た花を見つけ,茎葉に柄がないことを確認してがっかりしたことがある。両種は茎葉の葉柄の有無で分類されている。
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ヒメイチゲ [イチリンソウの仲間]

イチリンソウ属Anemone 7種め
 亜高山帯にもようやく春がやってきた。自宅からもっとも身近な亜高山帯までは車で約1時間、ここでは林道沿いで色々な花を観察できる。まとまって咲いているところは久しぶりだ。
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ニリンソウ [イチリンソウの仲間]

ニリンソウ群生地
 意外にも身近なところで見ごろの花に出会うことができた。今年は季節が早く進み、どこに行っても終わりかけたニリンソウを見てきた。標高は300mに達しないが、日当たりが悪い場所なので例年どおりの開花となった。今年の開花予想は本当に難しい。
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イチリンソウ [イチリンソウの仲間]

36年前との比較
 今日(5日)は二十四節季の清明。やっと平年並みの気温に戻りほっとしている。
 お気に入りの場所の一つにイチリンソウが群生する所がある。一週間前に通りかかるとつぼみができはじめていた。今年は季節の進み具合が早いといっても、まだ咲く時期ではない。念のため立ち寄るとびっくりぽん!すでに咲きはじめているではないか。多くはつぼみの状態であるが、比較的日当たりのよい箇所は写真のとおりである。フィルムカメラ時代に写したものと比較すると、各撮影日の差に改めて驚いた
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キクザキイチゲ [イチリンソウの仲間]

雪国の春
 今日の植物は、雪国でなくとも見られる植物である。高尾山など太平洋側にも分布しているが、写真のような群生する様子は、雪国でしか見たことがない。残念ながら本県では絶滅のカテゴリー扱いである。
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ユキワリイチゲ [イチリンソウの仲間]

彼岸明けの花巡り
 暑さ寒さも彼岸までというが、今年は季節の進み具合がゆっくりである。今のところ、異常なほど早く進んだ昨年とは違うようだ。以前からこの季節に是非みたい植物があった。植物園で見たことはあるが、やはり自生地で一度はじっくり観察したい。
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アズマイチゲ [イチリンソウの仲間]

再びキンポウゲ科の花巡り
 今日は、朝から気持ちの良い晴天。自宅から見える奥秩父の山々は新たな雪化粧、朝日に映えて美しい。これでスギ花粉の飛散がなければ最高である。
 学生時代、春咲き植物の花の開閉運動と傾熱性について学んだことがある。この季節に咲く花は、曇や雨の日には気温が上がらす閉じてしまうものが多い。過去の撮影記録を見ると、「2015年3月15日、アズマイチゲ見頃」とある。今日は晴れて気温も上がるという予報を信じて、秘密の群生地に向かった。午前10時に到着するが、群生地東南側の山で日陰になり、やっと日光が当たりはじめた状態。花は全て閉じている。午後になれば開花すると判断し、別の所へ向かう。
 群生地に戻ったのは午後1時。数え切れないアズマイチゲの一華一華がそれぞれ自己主張するように咲き誇っていた。彼岸入り前の最高の一日となる。急いで墓参りの準備をしないと、故人に叱られてしまいそうだ。
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ハクサンイチゲ [イチリンソウの仲間]

少し満足している写真シリーズ2(一年を振り返って)
 花の山として有名な白馬岳周辺や山麓(八方尾根、白馬尻、栂池湿原、姫川源流等)には何度も足を運んでいる。雪解けが進む6月に入ると白馬岳頂上周辺には憧憬の的であるツクモグサ、続いてウルップソウが咲きはじめることは知っていた。しかし、白馬三山(白馬岳、杓子岳、白馬鑓ヶ岳)の頂上周辺に近づくことはなかった。大雪渓から頂上を目指すルートが有名であるが、臆病者なので登る勇気がない。蓮華温泉や栂池湿原からのルートは7月10日過ぎにならないと途中の白馬大池山荘がオープンしない。これが白馬山麓で花巡りを行っていた理由である。年齢に応じて安全第一でゆっくり登ること、目的の花の最盛期を過ぎても残り花があること、この二つを自らに言い聞かせて蓮華温泉からのルートを登ることにした。撮影技術は未熟でも、それをカバーする(?)花の山の様々な絶景があった。hakusanichige.jpg

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