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イワボタン [ネコノメソウの仲間]

ネコノメソウ属二種め
 前出のムカゴネコノメソウの周辺で生育していた。変種が多いことで知られ,下位分類に相当する変種ヨゴレネコノメニッコウネコノメと類似する。萼裂片が黄緑色,裂開直前の葯が黄色であることなどが本種の特徴である。
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ムカゴネコノメソウ [ネコノメソウの仲間]

早春はネコノメソウ属
 一桁国道を走行中,懐かしい山並みが視界前方に飛び込んできた。10年ほど前に訪れた山域は国道を逸れて数分のところにある。県庁所在地の隣接地にもかかわらず谷沿いは今でも携帯電波の圏外だった。沢沿いではネコノメソウ属2種を確認することができた。
 本種は地中性の走出枝があり,その先にムカゴ(珠芽)を着ける。さらに地上性の走出枝もあり,地表を被っていた。

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ハヤザキヒョウタンボク

上品な花を堪能
 まだ山眠る頃,他に先立って開花する。冬枯れの中でも目立ちにくい花はクローズアップするととても美しい。
 季節が早く進んだ昨年2023年,すでに葉が伸びて花の面影は全くなかった。今季は開花がより早い別の自生地を先に訪れた。記録的な暖冬から急激な寒の戻りで開花を心配したが,尾根沿いで独特な樹皮に咲く花を運良く発見。花づきの悪いものが多く黄ばんだ花も見かけた。最も大きな個体でなんとか撮影することができた。

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セツブンソウ2024

2024年花巡りスタート
 2023年12月から2024年2月の平均気温は過去2番目に高い記録的な暖冬という。秩父地方も同様で三大氷柱は僅かな期間で終了した。暖冬の影響を受けて恒例のセツブンソウ巡りも早まると思われたが,2月5~6日に降った雪(積雪27㎝)の影響で開花はほぼ平年並み。これ以降にも降雪が数回あり,今季は背景に雪のあるセツブンソウ(写真CDF)を写すことができた。
  過去のセツブンソウは2017201820192020202120222023を参照していただきたい。
 ※ 写真は上から順にA~F
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