ヒイラギナンテン
エドヒガン
ウグイスカグラ
わずかな腺毛
図鑑(日本の野生植物 木本,1989,平凡社)ではヤマウグイスカグラについて,次のような記述がある。
毛の性質や葉形に変化が多く,ふつうさらに以下の変種が区別されるが,中間形もある。ミヤマウグイスカグラは,各部に腺毛が多く,特に若枝,葉柄,花柄,子房で目だつ。ウグイスカグラは,茎から花まですべて無毛。葉は広い。
別の図鑑(山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花,2008,山と渓谷社)では,分布域もウグイスカグラと同じで,中間形もあるので,分ける必要はないという見解もある,と記述されている。
図鑑(日本の野生植物 木本,1989,平凡社)ではヤマウグイスカグラについて,次のような記述がある。
毛の性質や葉形に変化が多く,ふつうさらに以下の変種が区別されるが,中間形もある。ミヤマウグイスカグラは,各部に腺毛が多く,特に若枝,葉柄,花柄,子房で目だつ。ウグイスカグラは,茎から花まですべて無毛。葉は広い。
別の図鑑(山渓ハンディ図鑑5 樹に咲く花,2008,山と渓谷社)では,分布域もウグイスカグラと同じで,中間形もあるので,分ける必要はないという見解もある,と記述されている。
カラタチバナ
ミスミソウ [ミスミソウの仲間]
埼玉県絶滅危惧ⅠA類(CR)指定
古い報告(1962年)では自生していたが1998年埼玉県植物誌では確認されなかった。その後2006年に再発見されたものの生育地は限られ個体数も非常に少ない。2017-03-12隣接県で観察した個体に比べて小型で花弁状萼片数も少ないが,品の良さはひけをとらない。自生地は近いので撮り直したいが容易に行けない所である。3年前に撮影したものを掲載した。
古い報告(1962年)では自生していたが1998年埼玉県植物誌では確認されなかった。その後2006年に再発見されたものの生育地は限られ個体数も非常に少ない。2017-03-12隣接県で観察した個体に比べて小型で花弁状萼片数も少ないが,品の良さはひけをとらない。自生地は近いので撮り直したいが容易に行けない所である。3年前に撮影したものを掲載した。
コセリバオウレン [オウレンの仲間]
セツブンソウ2023
彼岸入り
齢を重ねるも身近にある自生地で今年も楽しめることは幸せなことである。秩父盆地での開花は,早いところで2月中旬,標高の高いところでは3月になる。
毎年数箇所を巡るが,今年は一箇所で異状に気づいた。約40年通う自生地である。90歳を過ぎた地主さんがよく草刈りをされていた場所であるが,昨年伸びた草が枯れたままになっていた。芽吹いたセツブンソウも枯草に埋もれていた。広大な自生地に隣接する地主宅の墓に新しい七本卒塔婆があり,その「異状」に納得した。
長きにわたり快く観察させていただいたことへの感謝と共に,初彼岸に際して謹んでご冥福をお祈りいたします。
過去のセツブンソウは2017,2018,2019,2020,2021,2022を参照していただきたい。
※ 写真は上から順にA~F
齢を重ねるも身近にある自生地で今年も楽しめることは幸せなことである。秩父盆地での開花は,早いところで2月中旬,標高の高いところでは3月になる。
毎年数箇所を巡るが,今年は一箇所で異状に気づいた。約40年通う自生地である。90歳を過ぎた地主さんがよく草刈りをされていた場所であるが,昨年伸びた草が枯れたままになっていた。芽吹いたセツブンソウも枯草に埋もれていた。広大な自生地に隣接する地主宅の墓に新しい七本卒塔婆があり,その「異状」に納得した。
長きにわたり快く観察させていただいたことへの感謝と共に,初彼岸に際して謹んでご冥福をお祈りいたします。
過去のセツブンソウは2017,2018,2019,2020,2021,2022を参照していただきたい。
※ 写真は上から順にA~F
マンサク
蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)_七十二候
朝の冷え込みが和らいできた。明日6日は二十四節気の啓蟄,花の季節が近づいてきた。
今季の冬には「10年に一度レベルの強烈寒波」が襲来した。1月下旬の寒さは老体に堪えた。気象庁HP「各種データ・資料」で「日平均気温の月平均値(℃)」を確認すると予想外だ。12月3.9℃,1月2.2℃,2月4.0℃,直近10年来では温かい順で12月6位,1月3位,2月3位。ちなみに2022年1月は1.5℃だった。気温差がより大きいことが要因と思われる。
近年3月の「日平均気温の月平均値(℃)」は急激に気温が上昇する傾向にあり,今年も同様の傾向になりそうだ。毎年継続観察しているマンサクも2021-03-23とあまり変わらない。
朝の冷え込みが和らいできた。明日6日は二十四節気の啓蟄,花の季節が近づいてきた。
今季の冬には「10年に一度レベルの強烈寒波」が襲来した。1月下旬の寒さは老体に堪えた。気象庁HP「各種データ・資料」で「日平均気温の月平均値(℃)」を確認すると予想外だ。12月3.9℃,1月2.2℃,2月4.0℃,直近10年来では温かい順で12月6位,1月3位,2月3位。ちなみに2022年1月は1.5℃だった。気温差がより大きいことが要因と思われる。
近年3月の「日平均気温の月平均値(℃)」は急激に気温が上昇する傾向にあり,今年も同様の傾向になりそうだ。毎年継続観察しているマンサクも2021-03-23とあまり変わらない。