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ヤブコウジ

 今日から師走。11月末、秩父盆地から外秩父といわれる里山を訪れた。30分足らずの移動でも峠を越えたり、トンネルを抜けると暖地性の植物が多くなる。
yabukouji.jpgyabukouji2.jpg

ヤブコウジ(サクラソウ科)Ardisia japonica 藪柑子
 従来の分類ではヤブコウジ科に属していたが、APG分類体系ではサクラソウ科に分類されている。林内に生育する常緑小低木(高さ5-30cm)で、7-8月に数個の白色またはやや紅味を帯びた花をつける。晩秋から冬にかけて赤い実をつけて美しいことから栽培される。正月の飾りとして、フクジュソウ(福寿草)などと寄せ植えしたものが販売されることがある。実のつき方は少なく、マンリョウ(万両)やセンリョウ(千両)の比ではない。実の数や低い丈から十両と呼ぶ。以前、知人の山からヤブコウジをいただき、我が家の庭で同じような環境に植えたことがある。現在では植えた所には全くなく、約1m移動して株を殖やしている。匍匐茎を伸ばして好みの環境に少しずつ移動していくようだ。ほど良い間接光を好む気難しい植物かもしれない。(写真上2016.11.30 下2015.6.28)


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