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ヒメツルソバ

 早いもので11月最終日。強い季節風の後は落ち葉掃きが日課となる。枯れ野原の季節になると彩りが欲しくなるが、今月中旬、目を見張るような場所に遭遇したので思わずシャッターを切った。
himetsurusoba.jpgヒメツルソバ(タデ科)Persicaria capitata 姫蔓蕎麦
 ヒマラヤ地方原産。明治時代にロックガーデン用として導入された。園芸関係の情報では、繁殖には種子捲き、株分け、挿し木、どれでも可能、茎の一部が地面に接すると根を下ろして地面に広がる。肥料もほとんど必要なく管理しやすいことからグラウンドカバーとして用いられる。真夏を除き、春から晩秋まで開花、耐寒温度も-5℃以上とある。我が家でも道路沿いの敷地に植えようと考えていたが、繁殖力旺盛な様子を見かけて止めた経緯がある。撮影地はコンクリート製の法面であるが、道路を挟んだ反対側にも広がっている。明らかに付近の家から逸出したものである。石垣やコンクリートの隙間などで野生化している。金平糖に似た径1cmほどの桃色の花が一面に広がる風景は美しいが、この植物の剛健さは凄まじい。(2016.11.13)
 
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