SSブログ

イイギリ

 約二週間ぶりの更新になってしまった。先週24日には早々と初雪が降ったが、秩父市は積雪0㎝。普通、県内の降雪量では最も多くなる地域であるが、今回は平野部の方が多かったようだ。落葉が進んで草木の実が目立つ季節であるが、今年は実の付き方が悪い。例年、撮影している近くのツルウメモドキやツルマサキも実の数が少ない。
iigiri.jpg

イイギリ(ヤナギ科)Idesia polycarpa 飯桐
 従来の分類ではイイギリ科に属していたが、AGP体系の分類ではヤナギ科に位置づけられている。樹高は15mほどになる落葉高木。晩秋から初冬、多数の果実を房状につけて美しいことから公園や庭木として植栽される。埼玉県植物誌(伊藤洋編 埼玉県教育委員会 1998.3)では逸出として扱っている。撮影地はあまり日当たりの良くない沢沿いにあり、人家からも離れている。暖地に多く、分布は本州以南・四国・九州・沖縄、朝鮮・台湾・中国大陸。葉で飯を包んだことから、飯桐という。赤い実は正式には液果といい、径8-10mm。液果1つには多数の小型の種子が入っている。(2016.11.27)
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0