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サンショウソウ

初見の地味な花
 サツマイナモリの群生に隠れるように生えていた。初見の植物で全く不明,分かるのはイラクサ科程度で証拠として写した。球状に集まって腋生しているのが集散花序,写真は全て雌株ようだ。周囲には雄株は見当たらなかった。
sanshousou.jpgsanshousou2.jpg
サンショウソウ(イラクサ科)Pellionia radicans var. minina 山椒草
 本州(関東以西)~沖縄に分布,山地の林下に生える多年草。茎は高さ10-30㎝,基部は多少分岐して地をはう。
葉は歪んだ倒卵形で長さ1-3㎝,縁に4-5対の鈍鋸歯がある。茎と葉の裏面脈上に短毛がある。
花期は3-6月。雌雄異株。雄花序には短い柄があるが,雌花序にはない。雄花被片は4個,紫褐色で背面の頂に角状の突起があり,雄蕊4個。雌花被片は5個,長さは不同で,上部に,のみ形の付属片が着くものがある。痩果は楕円形で長さ0.7㎜内外,凸点が多い。サンショウの葉に似ることが和名の由来。(2024.4.13)




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