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マルバルコウ

桑畑で繁茂
 古くから養蚕業が盛んな秩父地方には今でも桑畑が残っている。その桑畑も現在を反映しているのか,帰化アサガオ類マルバルコウによって席巻されている。法的には植物防疫法規制対象となっており,農作物の収穫にも影響を与えているという報告もある。1本のつるが数本合わさると容易に引き抜けない。
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カラスノゴマ

中心に目立つのは仮雄蕊
 どこにでも有りそう,さて写そうという時には意外に見つからない。撮影したのは,自宅から徒歩5分ほどにある幹線道路に付設する歩道の植え込み。近年,予算不足なのか業者による除草回数が減った。サツキが植栽されているが,他の植物に被われては見る影もない。 
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キンエノコロ

金&金
 金木犀の香りを感じる季節になった。秩父地方では9月下旬がその季節だが,今年は2週間近く早い。梅雨なのか秋雨なのか,変な天候が影響しているのだろう。数日前,別の‘金色’に惹かれてカメラを構えた。オリパラのメダルに懸けたわけではないが,2重の金色を話題とした。約40年前,山里で見たキンエノコロの群生以来,2度目の撮影である。
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ツリガネニンジン

草刈り時期に配慮
 自宅近くの草地にも生育しているが,草刈りによって花を着けるものは少ない。この場所でも定期的に草刈りは行われているが,秋に咲く花に配慮した草刈りが行われているようだ。
 葉の形や大きさ,花冠の色彩や大きさなどの変化が多く,品種名が多い,といわれている。若苗はトトキと呼ばれ,山菜として食されてきた。
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タヌキマメ

草原に狸出没
 2018-09-16以来,2度目の掲載となる。今回は数株がまとまって生育しているものをじっくり観察することができた。ススキが生い茂る草原を注意深くかき分けると,写真上のような状態を随所で見かけた。何れもベストの状態である。感謝。
 ※ 写真は上から順に上,中,下
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アメリカネナシカズラ [寄生植物]

要注意外来生物指定
 新型コロナウイルスのデルタ株には他の株に比べて段違いの感染力があるという。8月26日の朝刊記事では,このデルタ株を雑草の「ひっつき虫」に例えて報道している。
 「ひっつき虫」を体験した者や植物の知識のある者には,これが刺の多いオナモミ(キク科)の果実であることは直ぐに思いつくであろう。ネット検索してみると学校現場などでは,この記事が既に引用されている。感覚的には分かりやすい「例え」であるが,個人的には違和感を感じた。科学分野である医学に携わる者であれば,科学的に論じるべきと思うからだ。
 デルタ株に例えられたオナモミは,今や雑草という格付けではなく絶滅危惧種に指定されるほどの希少種だ。すでに東京都や近畿地方では絶滅種。種子には動脈硬化の予防となるリノール酸が多量に含まれ,漢方薬などでも使われる,という。拡大解釈によってオナモミが除去されないことを願う。
 
 いつものことながら前書きが長くなってしまった。新聞記事を読んだ翌日,凄まじい植物に出会った。何度も見ているが,こちらの方が段違いに悪影響を与える植物である。国立環境研究所侵入生物データベースを参照すると`50年以上,動物の胃中でも生存´とある。真偽はやや疑いたくなるが,こちらの方が例えには相応しい。河川敷100m以上にわたって写真Aの状態が続く。
 ※ 写真は上から順にA~D
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イヌハギ

絶滅危惧Ⅱ類(UV)に指定
 自生地の環境は図鑑とは異なり,山里にある民家周辺で撮影した。茎は丈夫で,種子の生産力は高いように思われるが,どこにでも普通に見らる植物ではない。分布域は広いが生育適地は開発の対象になりやすい。
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