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イヌハギ

絶滅危惧Ⅱ類(UV)に指定
 自生地の環境は図鑑とは異なり,山里にある民家周辺で撮影した。茎は丈夫で,種子の生産力は高いように思われるが,どこにでも普通に見らる植物ではない。分布域は広いが生育適地は開発の対象になりやすい。
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イヌハギ(マメ科)Lespedeza tomentosa 犬萩
 本州~沖縄に分布,河川敷や海に近い日当たりの良い砂地に生える半低木,高さ150㎝に達する。全体に黄褐色の軟毛がある。頂小葉は長楕円形,長さ3-6㎝。花期は7-9月。帯黄白色の花は長さ8-10㎜,長い総状花序に多数着く。萼は5深裂し,長さ約6㎜。開出する白黄色毛を密生する萼裂片は狭披針形,先は針状,長さ約4㎜。閉鎖花はやや多数が葉腋に集まって着く。節果は卵形,長さ4-5㎜,閉鎖花からできたものはやや小型。(2021.8.27)

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