ボタンネコノメソウ [ネコノメソウの仲間]
大型のネコノメソウ属
本種を含め,ホクリクネコノメ,ヒダボタンは他のものに比べて大きい植物体といわれている。萼裂片よりも長い雄蕊や花柱のあるホクリクネコノメに対して,本種の雄蕊,花柱は萼裂片よりも短い。ヒダボタンはこの2種の中間型という。9年前に写したままで同定に迷っていた。確個たる自信はないが雄蕊と花柱,白く目立つ茎葉の脈を根拠として同定した。種小名 kiotoense は「京都産の」である。
本種を含め,ホクリクネコノメ,ヒダボタンは他のものに比べて大きい植物体といわれている。萼裂片よりも長い雄蕊や花柱のあるホクリクネコノメに対して,本種の雄蕊,花柱は萼裂片よりも短い。ヒダボタンはこの2種の中間型という。9年前に写したままで同定に迷っていた。確個たる自信はないが雄蕊と花柱,白く目立つ茎葉の脈を根拠として同定した。種小名 kiotoense は「京都産の」である。
ボタンネコノメソウ(ユキノシタ科)Chrysosplenium kiotoense 牡丹猫の目草
本州(岐阜県以西の日本海側)に分布,沢沿いの陰湿地に生える多年草。萼裂片が暗赤褐色,雄蕊は長さ1.5-2㎜で,萼裂片より短く,花柱も長さ0.8-1㎜で萼裂片より短くなる。染色体数は2n=22。ホクリクネコノメの一変種と考えられている。学名については変遷があり,現在では上記のものが標準名となっている。(2015.4.22)
本州(岐阜県以西の日本海側)に分布,沢沿いの陰湿地に生える多年草。萼裂片が暗赤褐色,雄蕊は長さ1.5-2㎜で,萼裂片より短く,花柱も長さ0.8-1㎜で萼裂片より短くなる。染色体数は2n=22。ホクリクネコノメの一変種と考えられている。学名については変遷があり,現在では上記のものが標準名となっている。(2015.4.22)
2024-04-22 06:00
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