SSブログ

ミヤコアオイ

都に多し
 比較的広く分布する種といわれている。この日歩いたコースの随所で見かけた。写真上は山麓の歩道脇で,下は中腹の沢沿いで写した。先が地面に埋もれたような状態で咲き初めていた。下の写真では表土が流されて節くれ立った葉痕が見える。
miyakoaoi.jpgmiyakoaoi2.jpg
ミヤコアオイ(ウマノスズクサ科)Asarum asperum 都葵 別名 チョウジャノカマ
 本州(近畿以西~島根県)・四国西部に分布,山地の林下に生える常緑多年草。
 葉は卵円形,楕円形,卵状楕円形で長さ5-8㎝,やや薄く,鈍頭,基部は深い心形でその両側片はときに少し張り出し,矛形になる。表面は平坦,光沢が弱く,雲紋があり,短毛が疎らにある。裏面は無毛,葉柄は長く紫色である。
 花期は4月。花は淡紫褐色,長さも径も2㎝内外。萼筒は台形で長さ約6㎜,径約9㎜で萼裂片より濃色,先は著しくくびれ,内面に15本の縦の隆起線,2-3本の横の隆起線があって格子状になる。萼裂片は卵形で開出し,長さ8-10㎜,やや鈍頭である。花弁はない。雄蕊は12個。花柱は6個で円柱状。(2024.4.12)


nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。