ハルザキヤマガラシ
オニヒョウタンボク
オニゼンマイ [シダの仲間]
印象的な胞子嚢
ヤマドリゼンマイに似ているが,葉の中段に黒っぽい胞子嚢を着けることが大きな違いとなる。新芽が伸びる頃,この胞子嚢をはじめて見た時は不気味な感じだった。白緑色の葉と黒っぽい胞子嚢群は対照的で被写体としては撮りづらい。
ヤマドリゼンマイに似ているが,葉の中段に黒っぽい胞子嚢を着けることが大きな違いとなる。新芽が伸びる頃,この胞子嚢をはじめて見た時は不気味な感じだった。白緑色の葉と黒っぽい胞子嚢群は対照的で被写体としては撮りづらい。
ツクバキンモンソウ
上唇は極端に短い
特に意識しているわけではないが,今年はキランソウ属Ajuga を見る機会が数回あった。この日も冷温帯落葉広葉樹林の一箇所で観察した。中央部の山地に位置することからニシキゴロモの可能性もあるので,花の上唇を注意深く観察した。
極端に短い上唇のツクバキンモンソウは,関東地方周辺では太平洋側から中央部の山地まで分布しているようだ。
特に意識しているわけではないが,今年はキランソウ属Ajuga を見る機会が数回あった。この日も冷温帯落葉広葉樹林の一箇所で観察した。中央部の山地に位置することからニシキゴロモの可能性もあるので,花の上唇を注意深く観察した。
極端に短い上唇のツクバキンモンソウは,関東地方周辺では太平洋側から中央部の山地まで分布しているようだ。
ツルカメバソウ
タチカメバソウ
ヤエガワカンバ
シロバナオウギカズラ
ミツデカエデ
今年は当たり年
毎年同じように咲く植物があれば,数年に一度咲くものもある。毎年この木の下を通るが,昨年は花に気づくことはなかった。同属のメグスリノキも3出複葉であるが,小葉の形や葉縁が明らかに異なる。なお,撮影した個体は雌株である。
※ 写真は上から順にA~F
毎年同じように咲く植物があれば,数年に一度咲くものもある。毎年この木の下を通るが,昨年は花に気づくことはなかった。同属のメグスリノキも3出複葉であるが,小葉の形や葉縁が明らかに異なる。なお,撮影した個体は雌株である。
※ 写真は上から順にA~F
チチブシロカネソウ [シロカネソウの仲間]
ベニバナヒイラギソウ
シロバナヒイラギソウ
ヒイラギソウ
3色のヒイラギソウ
2017-05-22,2018-04-25に続き,3度目の掲載となる。過去2回の自生地はシカの食害で消滅した。今回の自生地はシカが入りづらい場所のようで,久しぶりに見る群落に心躍った。それぞれの撮影場所は異なるので単純に比べられないが,開花は年々早くなる傾向だ。
2017-05-22,2018-04-25に続き,3度目の掲載となる。過去2回の自生地はシカの食害で消滅した。今回の自生地はシカが入りづらい場所のようで,久しぶりに見る群落に心躍った。それぞれの撮影場所は異なるので単純に比べられないが,開花は年々早くなる傾向だ。
イワネコノメソウ [ネコノメソウの仲間]
オオコガネネコノメソウ [ネコノメソウの仲間]
コガネネコノメソウの変種
現在ではコガネネコノメソウ var. spaerospermumと区別しない見解もあるが,大型で全体に毛が多いことから変種とする考えもある。両種の中間型もあるなど,変化は連続的な感じがする。
現在ではコガネネコノメソウ var. spaerospermumと区別しない見解もあるが,大型で全体に毛が多いことから変種とする考えもある。両種の中間型もあるなど,変化は連続的な感じがする。
ウスバサイシン
ニシキゴロモ
キランソウ属雑種
キランソウ属 Ajuga は雑種をつくりやすい
ニシキゴロモと思いながらシャッターを切った。少し離れたところにタチキランソウらしきものがあったが,気に留めることもなく通り過ぎた。帰宅後,写真を整理していると不安になり,ニシキゴロモとするには早合点と感じた。
・タチキランソウやニシキゴロモはキランソウに比べて花冠上唇は直立し,2裂すること。
・ニシキゴロモはタチキランソウに比べて葉はより広卵形,粗い鈍頭の鋸歯,葉表は脈沿いに紫
色を帯びること。
これらからタチキランソウとニシキゴロモの特徴を合わせもつ雑種とした。キランソウ属は雑種をつくることが知られ,拙ブログではジュウニキランソウ(ジュウニヒトエ×キランソウ)を掲載している。
ニシキゴロモと思いながらシャッターを切った。少し離れたところにタチキランソウらしきものがあったが,気に留めることもなく通り過ぎた。帰宅後,写真を整理していると不安になり,ニシキゴロモとするには早合点と感じた。
・タチキランソウやニシキゴロモはキランソウに比べて花冠上唇は直立し,2裂すること。
・ニシキゴロモはタチキランソウに比べて葉はより広卵形,粗い鈍頭の鋸歯,葉表は脈沿いに紫
色を帯びること。
これらからタチキランソウとニシキゴロモの特徴を合わせもつ雑種とした。キランソウ属は雑種をつくることが知られ,拙ブログではジュウニキランソウ(ジュウニヒトエ×キランソウ)を掲載している。