オオコガネネコノメソウ

コガネネコノメソウの変種
　現在ではコガネネコノメソウ var. spaerospermumと区別しない見解もあるが，大型で全体に毛が多いことから変種とする考えもある。両種の中間型もあるなど，変化は連続的な感じがする。

オオコガネネコノメソウ（ユキノシタ科）Chrysosplenium pilosum var. fulvum 大黄金猫の目草
　本州～九州に分布，山地の沢沿いの陰湿地に生える多年草。コガネネコノメソウに比べて全体に毛が多く，走出枝の先に着く葉は大型となり，楕円形または卵円形で，長さ1.5-3㎝，縁には9-17個の円い鋸歯がある。花茎にも白毛が多い。(2023.4.23)