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謹賀新年 [あいさつ]

 令和3年がスタートしました。この一年の皆様のご多幸とご健勝をお祈りいたします。
 
 平成23年(2011年)の「辛卯(かのとう)」以来,その年の干支を気にするようになりました。辛卯震災という言葉が言い伝えれられるほど,大震災が起こる年といわれてきました。
 3.11東日本大震災から間もなく10年になりますが,記憶から消えることはありません。
 令和3年は「辛丑(かのとうし)」,痛みを伴う衰退と新しい生命の息吹という意味があるそうです。2020年にも増して大きな変化が起こる年ということでしょうか.....。古希を迎えて変化に対応する力は乏しくなりましたが,なんとなく予感を感じているところです。毎年ことですが,災いの少ない穏やかな一年,子どもや孫たちの健康と幸せ,を願うばかりです。
 丑年に因む他の植物も候補にあがりましたが,世相を鑑みてごく普通に見られるウシハコベを掲載することにいたしました。

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ウラジロ [シダの仲間]

葉は正月飾りに
 2020年も余すところ5日となった。令和2年元旦にはネズコを掲載し,「庚子(かのえね)は新たな芽吹きと繁栄の始まりを表す意味がある」と引用したが,予期せぬ新たな芽吹きとなってしまった。「新しい生活様式」は容易に身につけられるようなものではないが,受け入れなければならない。コロナ禍にあっても,成長していく孫たちから生きる力を享受できる毎日に感謝以外の何ものでもない。ささやかな幸せであるが「繁栄の始まり」と受け止めている。
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掲載種一覧

これまでに「華甲からの花巡り」で紹介した植物の一覧表を更新しました。
下記をクリックしてご覧ください。
華甲からの花巡り「掲載種和名一覧」

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ツメレンゲ

絶壁に群生
 幹線道路から離れ,海に面した小さな集落に出た。海岸沿いの道で露頭がむき出しになり,その崖ではノジギク(2020-12-05ノジギク:写真上)とツメレンゲが群生していた。前後の法面はコンクリートの吹付や落石防護柵が施されている。やがてこの露頭も消える運命にあるようだ。
 本種は2016-10-242017-10-29に続き3回目の投稿となる。特別な思い入れがあるわけではないが,海岸段丘崖にある見事な群落は記録せざるを得ない。写真上は群落のごく一部である。tsumerenge3.jpgtsumerenge4.jpg

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オニヤブソテツ [シダの仲間]

多様な形態をもつシダ
 海無し県に居住しているが,海岸付近に広く分布するこのシダを何度も見る機会があった。葉が痛んでいたり,裸葉であったりなどで被写体として物足りず,撮影をパスすることが多かった。ツワブキ(2020-12-11写真上)の背景にある典型的なオニヤブソテツを撮りたいが,対面の崖に生えているため近寄れない。諦めて車に戻る時,こぢんまりした個体を見つけた。海岸近くの岩の隙間に生えるオニヤブソテツは矮小化してヒメオニヤブソテツに類似するが,羽片や胞子嚢の形態からオニヤブソテツと思われる。
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ツワブキ [キクの仲間]

本来の自生環境で咲く
 晩秋から初冬にかけて庭園などでこの黄色の花を見かけることがある。本来の自生地は海岸に近い崖などで,強風,潮の飛沫,強烈な日照等,厳しい環境にさらされる場所である。アシズリノジギクを求めて海岸に下りる時,海蝕によってできた洞門周辺に群生していた。本来の自生地で咲く花はやはり格別に美しい。ツワブキの背景(写真上)にはオニヤブソテツも群生している。
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オオイワヒトデ [シダの仲間]

亜熱帯林に群生
 オオタニワタリから林床に視線を下ろすとシダの群生に気づいた。四国西部でイワヒトデからオオイワヒトデに分布が変わる,という予備知識があったのでレンズを向けた。羽片が2-5対のイワヒトデに対して,本種はより多くなる。さらに葉脈もより明瞭といわれている。写真では感じられないが,肉眼ではかなり薄暗い森だ。シャッタースピードは1/13秒(ISO400,f4),森の中は微風でブレは最小限に止められた。
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オオタニワタリ [シダの仲間]

お久しぶり
 拙ブログでは2度目,前回2019-01-19はポジフィルムをデジタル化したものを用いた。
 今回「岬めぐ&野菊めぐり」の途中,亜熱帯林が広がる場所を通りかかった。さほど期待もせずに林に入ると,屋久島で見た懐かしいシダが出てきた。このシダをデジタルカメラで写すことはないと思っていたが,思いがけない再会となった。日本の11月とは思えない光景である。
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ハマナデシコ

アシズリノジギクが咲く海岸で
 有名な岬を避けて静かな海岸に出た。あまり期待していなかったが,アシズリノジギクの群生を引き立てるように紅紫色の花が点在していた。11月半ばを過ぎて果期というのに,まだ蕾があるのには驚きだ。
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ムラサキセンブリ [リンドウの仲間]

蛇紋岩地の路傍の花
 風化した蛇紋岩地の植生は,アカマツを優占とする疎林にイネ科,カヤツリグサ科などの草本で構成されていた。道沿いではヤナギノギクやムラサキセンブリが次々に現れてくる。圧倒されるほどの個体数なのに,気に入ったアングルを見つけられない。写した枚数は多いが取り上げるような写真は数少ない。改めて撮影センスの無さを痛感した。この地域のムラサキセンブリは花弁だけでなく,茎,枝なども紫を帯びた個体が多い。11月半ばを過ぎたというのにこの地域ではまさに見頃である。
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ヤナギノギク [キクの仲間]

植物の分布に関わる地質
 秩父地方・長瀞に「地球の窓」と呼ばれる岩畳がある。この近くに博物館があり,小学生の頃からよく通った。岩畳が三波川変成帯の結晶片岩であることも,ここで教えていただいた。それから60年近くも経つことになる。
 三波川帯は,長野県諏訪湖付近から西南日本に延びる中央構造線の外帯に接し,全長約1000㎞に達する広大な変成岩帯で,南側の四万十帯へと続く。三波川帯は四国中央部では最も広い幅で東西に延びている。この三波川帯と四万十帯に挟まるようにして一部は秩父帯や黒瀬川帯となるが,この周辺では蛇紋岩地が確認されている。高知市北部では広大な蛇紋岩地が広がり,一部は鉱山として今でも稼働している。秩父地方の三波川帯にも同様な蛇紋岩地があり,日本最初の流通貨幣・和同開珎となる銅の採掘跡もこの一帯にある。以前から遠くて近い存在と感じていた。ヤナギノギクの母種は静岡県以西に分布するヤマジノギク,同じような地質が秩父地方にあっても地元では見ることはできない。
 こうした貧栄養の蛇紋岩地は植物の生育に不適とされるが,この環境に適応できる植物には格好の場所なのだろう。植栽されるトサミズキは高知県蛇紋岩地の固有種である。
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ノジギク [キクの仲間]

アシズリノジギクの母種
 この花を関東地方で見れば,きっとリュウノウギクと思うことだろう。朧気にも予備知識があったので遠くからもノジギクと予想できた。違いは,葉の基部がやや心形,内片より短い総苞外片,とされている。名はノジギク(野路菊)であるが,主な自生地は海岸付近といわれている。海に面した切り立った崖上部に生えているもの(写真上)を望遠レンズで引き寄せた。
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アシズリノジギク [キクの仲間]

岬めぐり&野菊めぐり2
 岬めぐり&野菊めぐりで見たかったもう一つの野菊である。いがりまさし氏は「環境の厳しい岩場に生えるものほど典型的な形になりやすい」(日本の野菊. 2007. p28)と記述している。岩場で撮影した写真A,C,Eはこの記述どおりの個体である。
※ 写真は上から順にA~E 
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アゼトウナ [キクの仲間]

黒潮が打ち寄せる岩礁や奇岩に映える
 シオギクの遺伝子汚染にはがっかりしたが,海岸段丘から海岸線に下りると,岩礁や奇岩が広がる風景に魅了された。潮の飛沫がかかるような岩の隙間で生育しているアゼトウナは,海水への耐性が強いのだろう。
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シオギク [キクの仲間]

岬めぐり&野菊めぐり
 山渓ハンディ図鑑11日本の野菊(いがりまさし. 2007. 山と渓谷社)に「海岸を染め分ける野菊」(p38ー39)という図説がある。日本列島の全海岸線を踏破することは困難でも,この図を参考にすれば特定地域に分布する野菊を愛でることができる。今回は四国南部にある幾つかの岬を目標にして,その地方特有の野菊を観察した。
 シオギクはイソギク(犬吠埼~御前崎)に似ているが,頭花の径,総苞外片の形,染色体数などに違いが見られる。観察すると頭花が大きい分,見応えがあった。ところが事前に承知していたことだが,本来のシオギク(写真A~D)はわずかしか見られず,様々な雑種(写真E)が蔓延っていることに愕然とした。原因はこの岬にはないノジギクを観光用に植栽したことにはじまる。一時野生化した雑種を除去する作用が行われたが,その効果はあまりないように思えた。遺伝子汚染によるシオギクの絶滅がかなり進んでいる。
※ 写真は上からA~E
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ワジキギク [キクの仲間]

興味深い自然雑種
 ナカガワノギクとシマカンギクとの自然雑種,旧鷲敷町(現那賀町)では町の花として指定していた。形態は一様ではなく,舌状花はシマカンギクのような黄色のものから,ナカガワノギクに近い白色のものまで様々である。下流になればなるほど雑種が交配を繰り返し,様々なタイプのものが見られるという。
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ナカガワノギク [キクの仲間]

特殊な環境に生える野菊
 キク属Chrysanthemum では珍しく渓流に適応した野菊といわれている。分類上,葉の基部の形や総苞片の長さで類似するリュウノウギクとは,葉の形や染色体数の違いで区別されている。自生地の多くは増水時には水没することもある。こうした環境に適応するために葉の形が進化したと考えられている。
 何度も行けるような地域ではないので,本種に関する情報収集を事前に行ってきた。その中で最近発表された調査報告「ナカガワノギクの自生地と地質について」(福富純一郎他.2018)を興味深く拝読した。自生地の様子は秩父地方にある三波川変成帯「長瀞の岩畳」を思わせるが,実際には海底でマグマが冷え固まった火成岩と思われる。
 橋梁工事の影響で予定よりも到着が遅れた。陽は傾きはじめ,快晴で強い日差し,どちらかといえば避けたい条件で撮影した。満足な写真はほとんどない。

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ヤッコソウ [寄生植物]

葉緑素をもたない寄生植物3
 命名者は牧野富太郎氏,花を大名行列の奴に見立てたという。花は雄花期(写真D)から雌花期(写真B,C)と変化する。雄花期には帽子のような雄蕊筒が雌蕊を被っている。分泌した蜜が鱗片葉の付け根に溜まるようなつくりで,蜜を求めて訪れた昆虫や小動物などによって,雄蕊筒が抜け落ちるようになっている(写真A)と思われる。
※ 写真は上からA~D
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キイレツチトリモチ [寄生植物]

葉緑素をもたない寄生植物2
 ツチトリモチ属Balanophora は,雌雄同株であるかどうかで分類されている。本種は同株のグループに入る。こぶ状に分岐する塊茎支を形成するというが,花茎を生じた株はその年限りで腐って消滅することから,1年生あるいは2年生とする考え方もあるようだ。この自生地では写真上のような群生が点在しており,株を踏みつけないよう細心の注意を払って観察した。
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ツチトリモチ [寄生植物]

葉緑素をもたない寄生植物
 5年前になるが,落葉広葉樹の広がる標高約1000mの山中で歪な形をした塊を見たことがある。栽培されているコンニャクイモが変形したようなものだった。同行した方にミヤマツチトリモチの塊茎であると教えていただいた。ハイノキ属に寄生するツチトリモチの存在もこの時に知り,この奇妙な植物に興味を持っていた。
 雌雄異株で雌株のみが知られ,信じ難いが単為生殖で種子はつくられるという。球形~長楕円体の肉穂状の花序表面にある無数の赤い粒は,花でも果実でもなく小棍体と呼んでいるようだ。花に相当するものは内部にある。ツチトリモチを踏みつけないように自生地を歩いていると,ちょうど頂部が欠損している株(写真下)を見つけた。帰宅後画像を拡大して確認すると,鮮紅色層と橙黄色層の境目付近に雌花があるようだ。雌花は1花序に数え切れないほどあることになる。
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マルバアサガオ

立冬過ぎて
 各地で野生化している熱帯アメリカ原産のアサガオ,秩父盆地でも珍しくはなくなった。立冬過ぎて霜の降りる日が多くなったが,それでも咲き続けている。熱帯原産でありながら耐寒性はありそうだ。和製アサガオに比べて花持ちが良く,秋になると夕方まで咲いていることがある。
 自生場所は北側の一段高いローカル鉄道南斜面で,北風の当たらない陽だまりにある。本種の特徴である様々な色の花が咲いている。白い花冠のものはミルキーウェイと呼ばれている。白地に薄い模様が放射状に入るが,時間経過と共に模様の色が変化していく。
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ベニバナボロギク [キクの仲間]

伐採跡のパイオニア
 立冬を過ぎると花をつける植物は数少ない。そのため花をつけた帰化植物も被写体となる。
 11月となればベニバナボロギクも花期終盤となるが,北風の当たらない南向き斜面ではまだ花盛りである。

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ヤクシソウ [キクの仲間]

花の季節に幕
 この花が咲きはじめると秩父盆地で野生の花を見ることは難しくなる。ヤクシソウは11月になっても咲き続けるが,霜を受けた葉(写真下)は変色してしだいに見栄えが悪くなる。林の伐採跡では,日当たりを好む植物が息を吹き返したように繁茂していた。
 秩父市の最低気温は2.3℃(10月31日),2.0℃(11月5日),0.7℃(10日),と下がり季節は冬に向かっている。観測地点・秩父特別観測所は市街地に近いことから,郊外ではすでに氷が張ったと思われる。
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ヒヨドリジョウゴ

ヒヨドリが食べる前に
 この個体は猛暑の続く9月初旬に見つけた。その後,刈られることもなく,順調に果期を迎えている。まだ熟さない緑色の果実も見られるが,約1㎝の花も平開から反り返る形に変わるなど,意外に趣がある。
 和名の由来はヒヨドリが好んで食べることに因るという。酒豪が酒を飲むような勢いで啄むヒヨドリを見たことはない。また,冬枯れの野に映える鮮やかな実は意外にも長く残っている。和名の由来はやや信じ難い。
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ナメラダイモンジソウ

変異の幅が大きい
 花をつけた株の葉を観察すると,図鑑の検索にあるような「5-7中裂」の葉は少なかった。他の特徴を消去法で突き詰めてナメラダイモンジソウと同定した。
 母種ダイモンジソウについて,図鑑(日本の野生植物Ⅱ 1982,平凡社)には次のような記述がある。
 本種(ダイモンジソウ)は地理的だけでなく,垂直的にも海岸から高山にいたる広い範囲に分布している。他方,変異の幅もたいへん広く,特に葉の形,大きさ,切れ込みの程度の差などに基づいて,ミヤマダイモンジソウ,アカバナダイモンジソウ,ハマダイモンジソウなど多数の型が区別されている。
 また,広島大学デジタル自然博物館には
 これまで広島県から報告されたダイモンジソウ(var. incisolobata Nakai)及びカエデダイモンジソウ(var. partita Nakai)(堀川ほか 1959,土井 1983)は本変種である。
 と「解説」に示されている。 
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ヒトツバ [シダの仲間]

裏面全体のソーラス
 前日のリュウビンタイ同様,本種も2度目の掲載となる。2017-11-19のものは何一つ意図のない写真で,特徴である裏面のソーラスも写っていない。今回は古い石垣に着生した格好の被写体に恵まれ,このシダを多面的に観察できる写真になった。
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リュウビンタイ [シダの仲間]

今回はデジタルカメラで撮影
 2019-02-06以来,2度目の投稿。前回はポジフィルムの写真(1984年撮影)をデジタル化したものを使用した。今回は,大型シダ(この個体は高さ約1.5m,葉柄の太さは約2㎝)らしく全体の様子が分かるアングルにした。背景にあるナチシダ(黄緑色)も大型の部類であるがその大きさを越えている。昔は大部分が標準マクロレンズでの撮影だったが,飛躍的に向上したズームレンズのおかげで全体が一画像に収まった。
 小羽片には脈の間に下行偽脈があり,この部分でさらに種を見分けていくようである。
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オオイタビ

奇妙な形をした果実
 海岸に咲くある花を探していたときに,木の枝に奇妙なものを見つけた。何かの虫こぶと思ったが,のちにイチジクの仲間と判明した。この仲間は,関東地方内陸部ではお目にかかれない植物である。
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タカクマヒキオコシ

類似種多し
 本変種が紀伊半島南部那智滝周辺に分布していることを把握していた。予想していた場所を30分ほど歩き,シカも入り難い岩場中段にそれらしきものを見つけた。手にとって観察できないので望遠レンズで引き寄せた。貧弱な個体ばかりなので別のものとも思えたが,特徴である葉表面の疎らな毛,萼の上唇及び下唇の違いなどからタカクマヒキオコシと判断した。
 ヤマハッカ属Isodon には似た種が多く,種間においてもそれぞれ自然雑種があるなど,同定には苦慮する仲間である。特に,イヌヤマハッカとミヤマヒキオコシの花の長さや葉形は様々で,多くの変種がある。ヒキオコシヤマハッカを除くと,分布を地域によって分けているので,同定への手がかりとなる。
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ミカエリソウ

多くの人が見返す?
 熊野古道の入口付近に小群生があった。葉は損傷して花はすでに見頃を過ぎていたが,数輪の残り花を選んで撮影した。同属のテンニンソウはシカの忌避植物であるの対して,このミカエリソウには食害が報告されている。「人々が見返す」ことが和名の由来らしい。この日古道を行き交う人々に,この花を見返す人は全くいなかった。
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