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ネコノメソウ [ネコノメソウの仲間]

水温む春
 近くのカタクリ群生地に小さな水たまりがある。源は斜面からのわずかな湧き水である。湿地を好むネコノメソウの開花に水温む春を感じた。和名は裂開した蒴果を,明るい場所で閉じる猫の瞳孔にたとえた。
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ネコノメソウ(ユキノシタ科)Chrysosplenium grayanum 猫の目草
 北海道,本州に分布,山麓の湿地や谷間ときには水田などにも生える多年草。葉腋を除き植物体は無毛。走出枝を出し,高さは5-20㎝。葉は対生,広卵形で長さ5-20㎜,3-8対の鈍鋸歯がある。苞は茎葉と同型で黄緑色を帯びる。花は径約2㎜,萼裂片は直立し,黄緑色。雄しべは4個。(2019.4.9)

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