エチゴルリソウ
ホソバノアマナ
ミヤマエンレイソウ
淡紅紫色の内花被片
2020-04-21では数個体が生える生育地での撮影であった。久しぶりに見事な群落にであったので改めて取り上げた。この一帯では写真のような群落が数ヶ所で観察できた。中には淡い紅紫色の筋が入る内花被片の個体(写真D)もある。
残念なことであるが,こんなところまでモトクロスバイクが入り豊かな林床を荒らしていた。ここは埼玉県が県立自然公園として指定したエリアの一部である。
※ 写真は上から順にA~D
2020-04-21では数個体が生える生育地での撮影であった。久しぶりに見事な群落にであったので改めて取り上げた。この一帯では写真のような群落が数ヶ所で観察できた。中には淡い紅紫色の筋が入る内花被片の個体(写真D)もある。
残念なことであるが,こんなところまでモトクロスバイクが入り豊かな林床を荒らしていた。ここは埼玉県が県立自然公園として指定したエリアの一部である。
※ 写真は上から順にA~D
コガネネコノメソウ [ネコノメソウの仲間]
シロバナヒメオドリコソウ
ゲンジスミレ [スミレの仲間]
オクタマスミレ [スミレの仲間]
ヒメミヤマスミレ [スミレの仲間]
オシャグジデンダ [シダの仲間]
ヒゲネワチガイソウ
貧弱な花
ワチガイソウ属Pseudostellaria の中では花弁が最も多く,幅も狭い。過去に何度も写してきたが,いずれも見栄えのないものばかり。センスがあればもっとうまく表現できるのだろう。数株がまとまっていることで何とかごまかした。上部の2対の葉からはワダソウを連想するが,花がつくと見劣り感は否めない。
ワチガイソウ属Pseudostellaria の中では花弁が最も多く,幅も狭い。過去に何度も写してきたが,いずれも見栄えのないものばかり。センスがあればもっとうまく表現できるのだろう。数株がまとまっていることで何とかごまかした。上部の2対の葉からはワダソウを連想するが,花がつくと見劣り感は否めない。
シコクハタザオ
変異の多い旗竿
別の目的でシコクハタザオが分布する地(標高100m)に立ち寄った。幸いにも旬を迎えた個体を観察することができた。
シコクハタザオの基本種はフジハタザオ A. serrata var. serrata,この仲間には多様な変異があるといわれている。拙ブロクではその一変種イワハタザオ A. serrata var. japonica を掲載した際,この変異について触れた。
別の目的でシコクハタザオが分布する地(標高100m)に立ち寄った。幸いにも旬を迎えた個体を観察することができた。
シコクハタザオの基本種はフジハタザオ A. serrata var. serrata,この仲間には多様な変異があるといわれている。拙ブロクではその一変種イワハタザオ A. serrata var. japonica を掲載した際,この変異について触れた。
キバナハナネコノメ [ネコノメソウの仲間]
トウノウネコノメ [ネコノメソウの仲間]
地域限定の固有種
本種は1999年に若林三千男氏・高橋弘氏によって新種記載された。(植物分類・地理「本州中部産ネコノメソウ属の一新種及び一新変種」)
コガネネコノメソウChrysosplenium pilosum var. sphaerospermum に似ていて, 種小名には接頭語「pseudo-」がつく。これには「偽りの」「種小名種に似た」という意がある。萼裂片から突出する雄蕊が特徴であるが,子房の位置にも違いが見られると報告には記されている。コガネネコノメソウよりもひとまわり小さい感じがした。
この地を4年前に訪れたことがあり,花期を過ぎた本種を確認していた。この仲間の中では花期は早い。
本種は1999年に若林三千男氏・高橋弘氏によって新種記載された。(植物分類・地理「本州中部産ネコノメソウ属の一新種及び一新変種」)
コガネネコノメソウChrysosplenium pilosum var. sphaerospermum に似ていて, 種小名には接頭語「pseudo-」がつく。これには「偽りの」「種小名種に似た」という意がある。萼裂片から突出する雄蕊が特徴であるが,子房の位置にも違いが見られると報告には記されている。コガネネコノメソウよりもひとまわり小さい感じがした。
この地を4年前に訪れたことがあり,花期を過ぎた本種を確認していた。この仲間の中では花期は早い。