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シロバナヒメオドリコソウ

一面の白花
 区画整理された広々した畑作地帯の片隅を小さな白花が占拠していた。ホトケノザの白花?と思い,車を停めた。ほとんどがヒメオドリコソウの白花で,紅紫色の花はおよそ1割程度。花時には上部の葉が赤紫色を帯びるが,このアルビノ型にはそうした色は見られない。
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シロバナヒメオドリコソウ(シソ科)Lamium purpureum f. albiflorum 白花姫踊り子草
 ヨーロッパ原産で世界中に広く帰化している越年生草本。茎は下部で分岐して立ち上がり高さ約30㎝。4稜があって下向きに短毛を布く。葉は対生し,心臓形で縁に鋸歯を有し,縮緬状,下部のものは長い柄をもち,上部のものはほとんど無柄,近接して着く。花は長さ約1㎝の唇形で白色,茎上部の葉腋に数個ずつ着く。
 1898年東京で見いだされ,現在では全国で見られるようになった。冬作畑ではしばしば雑草となる。(2022.4.13)

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