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チシマアマナ

千島の甘菜
 千島列島(ウルップ島)ではじめて採集され,アマナに似ることが和名の由来という。南部地方の名峰では個体数は多く,中腹から上部の登山道の随所で見られる。岩地全体を被うイワウメに圧倒されて意外に目立たない。一つ一つの花は繊細でとても美しい。
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チシマアマナ(ユリ科)Lioydia serotina 千島甘菜 別名 チシマソウ
 北海道・本州(中部以北)に分布,高山の岩地に生える多年草。根出葉は普通2個,長さ7-20㎝,幅1㎜。花茎は高さ7-15㎝,2-4個の葉が互生する。花茎に1個の花をつける。花期は6-8月。花被片は6個,狭い長楕円形で長さ10-15㎜,基部に黄赤色の腺点がある。漏斗状で平開せず,花が終わっても落ちない。 (写真上・中2020.6.21  写真下2016.6.4)

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