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ヒロハヘビノボラズ

ユニークな和名
 一度覚えると忘れ難い名前である。花の色が淡く,下向きに咲くので,イワウメのように目立たない。蛇紋岩地では随所で見られ,数多くの花をつけていた。
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ヒロハヘビノボラズ(メギ科)Berberis amurensis 広葉蛇上らず
 北海道~九州に分布,山地の落葉広葉樹林内や蛇紋岩地に生える落葉低木。高さ3m,直径5㎝ほどになる。よく枝分かれして,全体として平たい樹形にになる。樹皮はコルク層が発達して縦に割れる。枝の各節に長さ8-20㎝の刺が3-5個つく。葉は互生,主に短枝の先に集まってつく。葉は倒卵形~楕円形,長さ3-10㎝,幅1.5-3㎝。先端は鈍いか円く,基部はしだいに細くなり葉柄状になる。縁には刺状の細かい鋸歯がある。花期は5-6月。短枝の先に総状花序を出し,10数個の花を垂下する。花の径約6㎜。  (2020.6.21)

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