アマナ
アマナ属2種の比較
在来のアマナ属Amana には2種が分類されている。チューリップ属Tulipa 属として分類する考え方もあったが、花が小型で葉は線形であること、花茎に苞があること、花粉の形態が異なることなどから別属扱いとしているようだ。アマナはヒロハノアマナと次のような違いで分類されている。
葉は長さ15-25㎝、幅5-10㎜、苞は2(まれに3)個 <アマナ>
葉は長さ10-15㎝、幅10-20㎜、葉の中央に白線、苞は3個 <ヒロハノアマナ>
ちょうど良い機会なので両種を撮り比べてみた。
在来のアマナ属Amana には2種が分類されている。チューリップ属Tulipa 属として分類する考え方もあったが、花が小型で葉は線形であること、花茎に苞があること、花粉の形態が異なることなどから別属扱いとしているようだ。アマナはヒロハノアマナと次のような違いで分類されている。
葉は長さ15-25㎝、幅5-10㎜、苞は2(まれに3)個 <アマナ>
葉は長さ10-15㎝、幅10-20㎜、葉の中央に白線、苞は3個 <ヒロハノアマナ>
ちょうど良い機会なので両種を撮り比べてみた。
アマナ(ユリ科) Amana edulis 甘菜
本州(福島県以南・石川県以西)、四国、九州、奄美大島に分布、原野に生える多年草。鱗茎に甘みがあるので甘菜といわれ、食用になるという。
秩父地方では、線路や道路脇の草地でも観察することができる。草地でも背丈の高い草地には生えることは難しく、草刈りや野焼きの行われるような人為的な維持管理が必要である。ヒロハノアマナと同様、日向で湿潤な土壌を好むが、多少乾燥した環境にも適応できるように感じる。そのため、絶滅危惧種に指定されているヒロハノアマナに比べ、個体数も多く分布域も広い。
日照が十分でない雨天や曇天では花は閉じてしまう。この日は快晴で十分に開いた花を撮影できたが、コントラストの強い写真しか撮れない。 (2018.3.13)
本州(福島県以南・石川県以西)、四国、九州、奄美大島に分布、原野に生える多年草。鱗茎に甘みがあるので甘菜といわれ、食用になるという。
秩父地方では、線路や道路脇の草地でも観察することができる。草地でも背丈の高い草地には生えることは難しく、草刈りや野焼きの行われるような人為的な維持管理が必要である。ヒロハノアマナと同様、日向で湿潤な土壌を好むが、多少乾燥した環境にも適応できるように感じる。そのため、絶滅危惧種に指定されているヒロハノアマナに比べ、個体数も多く分布域も広い。
日照が十分でない雨天や曇天では花は閉じてしまう。この日は快晴で十分に開いた花を撮影できたが、コントラストの強い写真しか撮れない。 (2018.3.13)
2018-03-15 18:23
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