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シコクハタザオ

変異の多い旗竿
 別の目的でシコクハタザオが分布する地(標高100m)に立ち寄った。幸いにも旬を迎えた個体を観察することができた。
 
シコクハタザオの基本種はフジハタザオ A. serrata var. serrata,この仲間には多様な変異があるといわれている。拙ブロクではその一変種イワハタザオ A. serrata var. japonica を掲載した際,この変異について触れた。
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シコクハタザオ(アブラナ科)Arabis serrata var. shikokiana 四国旗竿
 本州(関東地方南部~近畿地方南部)・四国・九州に分布,低山から山地の岩礫地に生える多年草。イワハタザオに比べて全体的に大きい。根出葉は狭倒卵形,羽状浅裂で粗い鋸歯があり,長さ1.5-3㎝,葉柄は長い。茎葉は長楕円形~卵状長楕円形,基部は矢じり形となり茎を抱き,長さ1.5-3.5㎝。葉縁には大きな鋸歯がある。
 花期は4-6月。花は茎頂に総状につく。長角果の長さは7-9㎝。
(2022.4.6)

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