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キバナハナネコノメ [ネコノメソウの仲間]

鮮やかな黄色
 本変種は本州(近畿地方・中国地方),四国,九州に分布するシロバナネコノメソウを基本種とする。近縁種のハナネコノメや基本種との違いは花期の萼裂片が鮮黄色となること。葯が朱色を帯びた開花直後をねらって早めに訪れた。日当たりの悪い斜面には薄っすらと雪が残ていた。
 トウノウネコノメの分布と一部重複するが,より東方まで分布している。この地方へは地域高規格道路や高速道の整備が進んでアクセスが楽になった。
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キバナハナネコノメ(ユキノシタ科)Chrysosplenium album var. flavum 黄花花猫の目
 本州中部(静岡県・愛知県・岐阜県・山梨県)に分布,深山の渓流沿いや滝近くの湿った場所に生育する。茎は暗紫色を帯びて2-7㎝。葉は対生し,扇形で長さ1-8㎜,幅2-9㎜。葉縁の鋸歯は2-4個の円形。葉柄の長さは2-7㎜。
 花期は3-4月。萼裂片は花時に黄色,ハナネコノメに比べてやや短く,斜開~平開,広卵形~円形,先端は鈍頭~円頭。雄蕊は8個で萼裂片から突出する。走出枝は花後に伸長して栄養繁殖する。(2022.4.6)

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