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ハナネコノメ [ネコノメソウの仲間]

春の淡雪
 昨日(26日)から今日まで久しぶりに良いお湿りとなった。特に今朝は数㎝の積雪、盆地を取り巻く山々は再び雪化粧をする。その後、雪は雨に変わり、昼過ぎから雨も上がり薄日が射してきた。
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ハナネコノメ(ユキノシタ科)Chrysosplenium album var. stamineum 花猫の目
 本州(福島県~京都府)に分布、樹林下の沢沿いの湿地に生える。当地では、3月下旬から4月にかけて渓流沿いの苔むした岩などで見かける。4枚の白い花弁状は萼片で、暗紅色の葯とのコントラストが美しい。高尾山周辺ではこの花を求めて多くの人が訪れるというが、私の地元では人影は皆無。里山の小さな渓流だが、春の到来を感じながらゆっくりと撮影することができる。まだ咲き始めたばかりで、他の花は蕾の状態である。写真左は岩の垂直面、右は岩の平らな部分に生えていた。
 白い花を咲かせるネコノメソウ属Chrysosplenium は、本種と母種であるシロバナネコノメソウ(分布は近畿・中国地方の本州、四国、九州)の2種。両種は萼裂片の先端で区別できる。ハナネコノメの先は丸み(円頭)をおびて、シロバナネコノメソウは尖っている。(2017.3.27)
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