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トウノウネコノメ [ネコノメソウの仲間]

地域限定の固有種
 本種は1999年に若林三千男氏・高橋弘氏によって新種記載された。(植物分類・地理「本州中部産ネコノメソウ属の一新種及び一新変種」)
 コガネネコノメソウChrysosplenium pilosum var. sphaerospermum に似ていて, 種小名には接頭語pseudo-」がつく。これには「偽りの」「種小名種に似た」という意がある。萼裂片から突出する雄蕊が特徴であるが,子房の位置にも違いが見られると報告には記されている。コガネネコノメソウよりもひとまわり小さい感じがした。
 この地を4年前に訪れたことがあり,花期を過ぎた本種を確認していた。この仲間の中では花期は早い。

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