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コガネネコノメソウ [ネコノメソウの仲間]

沢沿いの彩り
 凍てつく頃の暗い沢沿いは水の音さえも遠い。春が近づき水温むと、確実に生命の息吹を感じられるようになる。毎年訪れる暗い杉林の小さな沢に入ると、一際目映い黄金色の花に惹きつけられた。
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コガネネコノメソウ(ユキノシタ科)Chrysosplenium pilosum var. sphaerospermum黄金猫の目草
 本州(関東以西)、四国、九州に分布、山地の谷沿いの陰湿地に生える多年草。ハナネコノメは苔むした環境を好むが、本種はコケの生えていない土壌上でも見られる。ネコノメソウの仲間を区別するには、萼裂片の開き方、雄しべの数、葯の色、茎葉の付き方を見分けることと教えていただいたことがある。花茎は高さ5-10㎝、鮮黄色の花の径は3-4.5㎜、萼裂片は直立する。写真では、8個ある雄しべの先に鮮黄色の葯が確認できる。花が終わると萼裂片は緑色に変化する。 (2017.4.3)


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