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ウスギオウレン [オウレンの仲間]

春本番
 秩父市内のソメイヨシノの開花は4月4日頃。ここ数日の20℃越えの気温で5分咲きか。数日前と比べ、景色が一変した。雪を被った奥秩父の白い山肌が薄くなり、里には様々な彩りが増えてきた。今日は、標高1000mを超える奥秩父の玄関口まで出かけた。
usugiouren.jpgウスギオウレン(キンポウゲ科)Coptis lutescens 薄黄黄蓮
 オウレンに似るが、萼片は狭く縁辺が多少波打ち、淡黄緑色。分布は限られ、本州中部(東京都、神奈川県、埼玉県、山梨県、長野県、静岡県)のフォッサマグナ域でやや稀に生える。分布している標高は600~2500mで主に針葉樹林下に生える。葉は3回3出複葉の芹葉状であるが変異も多い。2年前の4月3日に訪れたときはちょうど見頃であった。今年はやっと咲き出した状態で花数もまだ少ない。足下の土はまだ凍っている。この場所は特殊なところで鹿も入れない。そのため食害の影響が少ないと思われる。周囲の林床ではほとんど下草は見られない。撮影後、鹿の親子連れに遭遇、目視だけでもかなりの数である。(2017.4.7)
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