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キバナノアマナ

晴明のべっぴんさん
 二十四節季の晴明をむかえた。降霜の朝にもかかわらず陽が昇ると気温は急上昇、時候に相応しい花々が咲きはじめた。
 撮影地は柿の木が3本栽培されている休耕地で適度な草刈りが定期的に行われている。南側にある屋敷林に遮られ、午後には日陰になる。本種の好む生育環境が保たれ、数多くの花を観察することができる。
kibananoamana.jpg

キバナノアマナ(ユリ科)Gagea nakaiana 黄花の甘菜
 北海道・本州中部以北に産し、本州西部と四国にはまれで,山野に生える多年草。
 鱗茎は卵形で長さ10-15㎜。鱗茎の外皮は帯黄色。鱗茎から1個の根生葉と花茎を伸ばす。根出葉は線形でやや厚く、長さ15-30㎝、幅5-7㎜。
 花期は3月下旬から5月。花茎は高さ15-25㎝。花茎の頂に4-10個の花を散形状につける。花柄の長さは不規則で1-5㎝。花被片は6枚、内側は黄色で外側は緑色を帯びて長さ12ー15㎜。陽に反応して開く。スプリングエフェメラルの一種で、やや湿ったふかふかの土壌で見られる。(2017.4.4)


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