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キジノオシダ [シダの仲間]

キジノオシダ属2種(その2)
 同じ仲間でキジノオシダ,オオキジノオ,タカサゴキジノオの3種はよく似ている。頂羽片,上部羽片,下部羽片などに注目して撮影した。本県にはオオキジノオも分布しているので近いうちに撮影したい。
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キジノオシダ(キジノオシダ科)Plagiogyria japonica 雉尾羊歯
 本州(東北地方南部以南)・四国・九州(奄美大島まで)の各地の山地下に普通に群生する常緑性のシダ。
 根茎は斜上し,葉形は変化に富む。葉は単羽状で2形をなし,栄養葉は株の外側に螺旋状に叢生し,横に広がる羽片は無柄で,鎌形には曲がらず,先端部だけが鋸歯縁でその他は全縁である。葉の先端は明瞭な頂羽片である。胞子葉は栄養葉よりも後に出て,羽片は線形である。葉柄は基部で左右に広がる。
 染色体数はn=c100,2n=260の4倍体と考えられ,有性生殖である。(2023.9.14)


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