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カラタチバナ

時期外れの百両
 マンリョウ(万両),センリョウ(千両),ヤブコウジ(十両)アリドオシ(一両)とともに正月の縁起物のとされる。よく栽培されているが自生のものはあまり見かけない。この日歩いた低山のヒノキ林では普通に見られた。さすがに赤い実をつけたものはこの一個体のみ。
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カラタチバナ(サクラソウ科)Ardisia crispa 唐橘
 本州(茨城県・新潟県以西)・四国・九州・沖縄に分布,常緑樹林内に生える常緑小低木。高さ20-70㎝になり,あまり枝分かれしない。葉は互生,葉身は長さ8-20㎝,幅1.5-4㎝の狭卵形~披針形,先端は尖り,縁には不明瞭な波状の鋸歯がある。表面は鮮緑色で光沢がある。両面ともに無毛。花期は7月頃。葉腋に径7-8㎜の白い花を散房状に10個ほど着ける。花序の柄は長さ4-7㎝で斜上する。花冠は5深裂し,裂片は反り返り,外面には腺点がある。果実は核果で径6-7㎜の球形。11月頃赤く熟し,翌年の4月頃まで残る。(2023.3.12)


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