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カサスゲ

懐かしい菅笠
 葉が丈夫なことから菅笠や蓑などの材料として用いられた。各地で普通に見られた群生地はほとんど消滅した。過去には炎天下のアユ釣りや農作業の必需品。
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カサスゲ(カヤツリグサ科)Carex dispalata 笠菅
 北海道~九州に分布,平地の湿地または浅水中に生える多年草。横走する太い根茎があり群生する。茎は高さ50-100㎝,基部の葉鞘には暗赤紫色の部分があり,また糸網がつく。
 葉は幅4-8㎜。頂小穂は雄性で線形,汚暗紫色を帯びる。側小穂は雌性で3-6個,円柱形で長さ3-10㎝,多少垂れる。果胞は斜開し,長さ3-4㎜,上方は多少外に曲がってやや中位の嘴となり,乾くと汚暗褐色に変わり光沢がなくなる。柱頭は脱落する。4-7月に熟す。(2023.5.24)



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