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ヤエガワカンバ

隔離分布の樹木
 本種は冷温帯上部の山地の二次林などに生育し,本州中部(山梨県,長野県,群馬県,埼玉県)と北海道東部に隔離分布,中国東北部からウスリー地方にも分布,寒冷地を好む種と考えられている。本県では外秩父山地で観察できる。
 花でカバノキ属Betula を見分けることは難しいが,八重皮の樹皮(写真E)は一度見たら忘れない。学名ステイタスは狭義を掲載した。花期終盤で雌花序(写真Bの⇩)の花柱は欠落し,緑色の苞が目立つ。環境省は準絶滅危惧(NT),埼玉県は絶滅危惧Ⅱ類(UV)に指定。
※ 写真は上から順にA~E
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