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イズハハコ [キクの仲間]

関東地方では分布が限られる
 分布は暖帯から熱帯といわれ,関東周辺では絶滅または絶滅危惧Ⅰ類に指定されている。北風があたらない日当たりの良い崖でハハコグサとともに生育していた。 
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イズハハコ(キク科)Eschenbachia japonica 伊豆母子 別名 ワタナ,ヤマジオウギク
 本州(関東地方以西)の海岸から四国・九州・沖縄に分布,日当たりの良い崖に生える1~越年草。暖帯~熱帯に生育する。全体に灰白色の軟毛が多い。茎の高さは25-55㎝。葉は下部にややロゼット状に集まり,長楕円形で円頭,基部は有翼の葉柄となり,鈍鋸歯または歯牙があり,長さ5-13㎝,幅1.2-4㎝,両面に軟毛があり,開花時には生きている。中部の葉は倒披針状長楕円形で長さ5-10㎝,鈍頭,基部は茎を抱く。
 花期は4-6月。頭花は茎の先に密に集まり,総苞は長さ約5.5㎜。花冠は細い。痩果は扁平で長さ1㎜で疎らに毛がある。冠毛は長さ4.5㎜,汚白色または赤褐色を帯び密にあって綿のようである。(2023.4.6)



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