ツクバキンモンソウ
上唇は極端に短い
特に意識しているわけではないが,今年はキランソウ属Ajuga を見る機会が数回あった。この日も冷温帯落葉広葉樹林の一箇所で観察した。中央部の山地に位置することからニシキゴロモの可能性もあるので,花の上唇を注意深く観察した。
極端に短い上唇のツクバキンモンソウは,関東地方周辺では太平洋側から中央部の山地まで分布しているようだ。
特に意識しているわけではないが,今年はキランソウ属Ajuga を見る機会が数回あった。この日も冷温帯落葉広葉樹林の一箇所で観察した。中央部の山地に位置することからニシキゴロモの可能性もあるので,花の上唇を注意深く観察した。
極端に短い上唇のツクバキンモンソウは,関東地方周辺では太平洋側から中央部の山地まで分布しているようだ。
ツクバキンモンソウ(シソ科)Ajuga yesoensis var. tsukubana 筑波金紋草
本州(太平洋側)・四国に分布,山地に生える多年草。花冠の上唇は極端に短く1㎜位,半円形となる。ニシキゴロモの変種。キンモンソウとはニシキゴロモの別名で,和名は最初の発見地・筑波山に因む。葉は長楕円形で,長さ2-6㎝,縁には波状の鋸歯がある。葉表は葉脈に沿って紫色になり,葉裏は全体が紫色を帯びる。花期は4ー5月。花は白色~淡紫色で,上唇がほとんどないように見える。(2023.5.11)
本州(太平洋側)・四国に分布,山地に生える多年草。花冠の上唇は極端に短く1㎜位,半円形となる。ニシキゴロモの変種。キンモンソウとはニシキゴロモの別名で,和名は最初の発見地・筑波山に因む。葉は長楕円形で,長さ2-6㎝,縁には波状の鋸歯がある。葉表は葉脈に沿って紫色になり,葉裏は全体が紫色を帯びる。花期は4ー5月。花は白色~淡紫色で,上唇がほとんどないように見える。(2023.5.11)
2023-05-23 06:00
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