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ツリガネニンジン

草刈り時期に配慮
 自宅近くの草地にも生育しているが,草刈りによって花を着けるものは少ない。この場所でも定期的に草刈りは行われているが,秋に咲く花に配慮した草刈りが行われているようだ。
 葉の形や大きさ,花冠の色彩や大きさなどの変化が多く,品種名が多い,といわれている。若苗はトトキと呼ばれ,山菜として食されてきた。
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ツリガネニンジン(キキョウ科)Adenophora triphylla var. japonica 釣鐘人参
 北海道~九州に分布,山野,高原に普通に見られる変異の多い多年草。根茎は太く,茎は高さ40-100㎝,ほとんど分枝せず,毛のあるものもないものもあり,切ると乳液が出る。根出葉は円心形で長柄があるが,花時にはなくなる。茎葉は3-4輪生,まれに対生または互生し,卵状楕円形,長楕円形,ときに披針形となり,長さ4-8㎝,先は尖り,基部は鈍形,縁に鋸歯があり,柄はごく短い。花期は8-10月。茎頂に互生または輪生する小枝の先に1-数個着き,全体が円錐状の花序となり,細い花柄の先に下向きに咲く。萼裂片は線形で長さ3-5㎜,縁に1-2個の小鋸歯がある。花冠は鐘形,淡紫色または白色で長さ15-20㎜,先はやや広がり,裂片は3角状で少し反り返る。花柱は花冠よりやや突き出し,先は3浅裂する。(2021.9.7)

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