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カラスノゴマ

中心に目立つのは仮雄蕊
 どこにでも有りそう,さて写そうという時には意外に見つからない。撮影したのは,自宅から徒歩5分ほどにある幹線道路に付設する歩道の植え込み。近年,予算不足なのか業者による除草回数が減った。サツキが植栽されているが,他の植物に被われては見る影もない。 
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カラスノゴマ(アオイ科)Corchoropsis crenata 烏の胡麻
 本州(関東地方以西)~九州に分布,畑や道端に生える1年草。茎は円くて直立し,高さ30-60㎝。葉は互生し,卵形で先はやや尖り,基部は円形または切形,長さ2-7㎝,幅2-4㎝,鈍鋸歯があり,柄は長さ1-2㎝。花期は8-9月。葉腋に1個の花を着ける。花柄は長さ1.5-3㎝,萼片は線状披針形で長さ6-8㎜,先は尖り,反曲し,外面に星状毛がある。花弁は倒卵形,長さ7-10㎜。花の中央に長く突き出しているのは仮雄蕊で長さ7-9㎜。雄蕊は短く仮雄蕊の基部にある。クロンキスト及びエングラー分類体系ではシナノキ科に分類されている。(2021.9.12)

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