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ヒイラギナンテン

丘陵や低山で野生化
 YListの生態情報では「裁」となっている。栽培植物扱いであるが,埼玉県内の丘陵やの低山(100~200m)ではアズマネザサとともに二次林下で普通に見られる。夏から秋に熟してブルーベリーに似た果実を着ける。食用にするという話は聞かない。渡来植物の種小名が japonica(日本の,日本産の) となっている理由が知りたい。
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ヒイラギナンテン(メギ科)Berberis japonica 柊南天 別名 トウナンテン
 中国~ヒマラヤ・台湾原産の常緑低木。17世紀に渡来したといわれ,庭木として植栽されている。高さ3mほどになる。埼玉県の丘陵~低山では逸出したものが野生化して普通に見られる。
 葉は互生,長さ30-40㎝の奇数羽状複葉。小葉は5-9対,小葉の縁には先端が針状の粗い鋸歯がある。
 花期は3-4月。枝先から数個の総状花序(長さ10-15㎝)を出し,黄色の花を多数着ける。果実は液果,6-7月に熟して粉泊を帯びた黒紫色になる。(2022.3.30)


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