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ミヤマウグイスカグラ

ウグイスの鳴く谷戸で
 花冠が5裂し,色が紅色または暗紅色で,放射相称の花をつけるスイカズラ属Lonicera には本種の他,ウグイスカグラ,ヤマウグイスカグラ,コゴメヒョウタンボクが知られる。本種だけは,花冠や子房,萼,花柄,苞に繊毛が多いことで知られている。東北地方,日本海側に多いといわれるが,秩父盆地内の落葉広葉樹林には本種が多い。
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ミヤマウグイスカグラ(スイカズラ科)Lonicera gracilipes var. glandulosa 深山鴬神楽
 本州,四国,九州に分布,山地に生える高さ2mほどの落葉低木。樹皮は縦に裂け,若い枝には帯赤褐色で腺毛がある。葉は対生,葉身の長さは3-6㎝,幅2-4㎝の広楕円形~倒卵形。ふつう表面には不明瞭な腺点と毛がある。葉柄は長さ2-5㎜で腺毛がある。花期は3-4月。果実は長さ1-1.5㎝,楕円形で腺毛のある液果で,6月に赤く熟す。
(写真上2017.4.9  写真下2019.3.25)

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