キクザキイチゲ [イチリンソウの仲間]
雪国の春
今日の植物は、雪国でなくとも見られる植物である。高尾山など太平洋側にも分布しているが、写真のような群生する様子は、雪国でしか見たことがない。残念ながら本県では絶滅のカテゴリー扱いである。
今日の植物は、雪国でなくとも見られる植物である。高尾山など太平洋側にも分布しているが、写真のような群生する様子は、雪国でしか見たことがない。残念ながら本県では絶滅のカテゴリー扱いである。
キクザキイチゲ(キンポウゲ科)Anemone pseudoaltaica 菊咲一華
別名はキクザキイチリンソウ。和名はキクに似た花を一輪つけることの意味。個人的にはキクに見えないと思っている。北海道、本州(近畿以北)に分布、典型的なスプリングエフェメラルの一種である。同属のアズマイチゲに似るが、3輪生する茎葉の切れ込みが、明らかに深いことで区別できる。花弁状の部分は萼片で、その枚数や色には変異が多い。一般的に萼片の色は淡紫青色か白色が多い。コシノコバイモを撮影した周辺では所々で群生していた。(2017.4.6)
2017-04-09 08:49
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