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アブラガヤ

風景に映えるカヤツリグサ科
 見晴らしの良い風景が広がる場所では不得意の植物も魅力的に見える。別のカヤツリグサ科を狙ったつもりが,普通に生えるアブラガヤを誤って写してしまった。
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アブラガヤ(カヤツリグサ科)Scirpus wichurae f. concolor 油茅
 北海道~九州に分布,平地から山地の湿地に普通に生える多年草。
 根茎は短く,株をつくる。茎は高さ1-1.5m,硬くて,3稜形をなし,5-8節ある。

 茎の葉は長さ30-40㎝,幅5-15㎜,葉鞘は密に茎を包む。
 分花序は1-4個でき,頂生のものは大型で数回分枝し,苞は葉状。小穂は1-5個ずつ集まってつき,長楕円形または楕円形で,長さ4-8㎜,幅3-4㎜,赤褐色に熟す。

 果は扁3稜形,長さ0.8-1㎜,淡色。刺針は6個あって,長く細く,屈曲し,上方に疎らに上向きのざらつきがある。8-10月に熟す。(2023.9.17)


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