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カワラマツバ

本来の葉は2枚
 本来の葉は対生する2枚で,残りの6-8枚は托葉といわれている。日当たりの良いやや乾いた草地に生えることが多いが,植生遷移により乾燥化する湿地で観察した。湿地の現状維持には手間の掛かる作業が必要となる。
 基本種キバナカワラマツバ(写真C)subsp. asiaticum の白花タイプで1品種扱い,下記の種の詳細は基本種の記載を引用した。
 ※ 写真は上から順にA~C
kawaramatsuba.jpgkawaramatsuba2.jpgkibanakawaramatsuba.jpg
カワラマツバ(アカネ科)Galium verum sabsp. asiaticum var. asiaticum f. lacteum 河原松葉
 北海道~九州に分布,日当たりの良い乾いた草地や土手に生える多年草。
 茎は直立してやや硬く,高さ30-80㎝になり,葉とともに柔らかい毛が生える。

 葉は8-10枚輪生し,線状で,長さ2-3㎝,幅1.5-3㎜,先端に短い毛があり葉柄はなく,縁はやや裏側に反る。
 花期は7-8月。茎の先や上部の葉腋から円錐状の集散花序をつくり,密に多数の小さな花を着ける。花冠は杯形で4裂し,径2㎜。(AB:2023.7.15 C:2013.7.18)


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