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シロバナイナモリソウ

盛夏に咲く
 全体に小さく初夏に咲くイナモリソウに比べるとかなり地味な存在といえる。長い雄しべが特徴的で,和名からは白花品種と思われるが全く別の種である。
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シロバナイナモリソウ(アカネ科)Pseudopyxis heterophylls 白花稲森草
 本州(関東地方南西部~中部・近畿地方の太平洋側)に分布,山地の日陰に生える多年草。細い根茎から直立する地上茎を出す。葉は卵形または3角状卵形で長さ2-6㎝,幅1-2.5㎝,先は短く尖り,基部は楔形に急に狭まって,0.5-3㎝の柄となり,両面に短毛を散生する。托葉は小さな3角形で先が尖り,2-3個の細かい歯牙がある。
 花期は6-7月。上部の葉腋に1-3個の花からなる2出集散花序をつくり。萼は鐘形で先は5裂し,白い軟毛が生え,裂片は卵形で先は鋭く尖る。花冠は白色,内面は無毛,長さ8-10㎜。花糸は花筒から長く突き出る。(2023.7.27)


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