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オオナンバンギセル [寄生植物]

ナンバンギセルと比較する
 一般道沿いのススキ草原を歩きはじめて間もなく見つかった。ナンバンギセルの黄褐色の萼や花柄には紫色を帯びた条が入るが,本種にはそうした条はなく白っぽい。今年は開花が早まり痛んだものが多かった。
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オオナンバンギセル(ハマウツボ科)Aeginetia sinensis 大南蛮煙管 別名 ヤマナンバンギセル
 本州~九州に分布,深山の草地に生える1年生の寄生植物。シバスゲやヒメノガリヤスなどに寄生する。全体ナンバンギセルに似るが,より大きく,花柄もやや太く,長さ20-30㎝。萼は長さ3-5㎝で先は鈍い。
 花期は7-9月。花冠は明るい紅紫色で大きく,長さ4-6㎝,裂片の縁には細かな歯牙がある。花冠裂片がほぼ同形で広く開いているのが特徴である。(2023.7.27)


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