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アキギリ

紫色のサルビアSalvia
 関東の者であれば広く分布するキバナアキギリが一般的であろう。以前から赤紫色~青紫色の花を見たいと思っていた。キバナアキギリと同じような環境に生えて分布する地方では比較的容易に見ることができる。花は美しいが順序よく花序に着いている花は少なく,全体の草姿にはあまり惹かれない。ハナバチや風の影響なのか,周辺には欠落した花が多数見られた。花は落ちやすく撮影には気を遣う。人より昆虫が訪れて受粉が完了すれば花の役割は果たしたことになる。アキギリにとって見栄えなどどうでもいいことだ。
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アキギリ(シソ科)Salvia glabrescens 秋桐 別名 ミヤマアキギリ,オオアキギリ
 本州(中部地方~近畿地方)に分布,山地の木陰に生える多年草。
 茎の高さは20-50㎝,茎には4稜があり,断面は4角形。葉は
キバナアキギリによく似た3角状鉾形で,長柄がある。
 
花期は8-10月。花の形もキバナアキギリとよく似ているが,花冠は紅紫色で,内面に広く毛があり,その毛は先が著しく尖って表面がざらつく。(2023.9.13)


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