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ハクサンカメバヒキオコシ

類似種多し
 カメバヒキオコシに似るが少し様子が異なる。花はヤマハッカ属Isodon 共通(写真C,D)であまり違いがないが,変種の多い仲間なので念のため撮影した葉の先端にある裂片にカメバヒキオコシとの違い(写真B)が見られた。母種はイヌヤマハッカIsodon umbrosus
 ※ 写真は上から順にA~D
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ハクサンカメバヒキオコシ(シソ科)Isodon umbrosus var. hakusanensis 白山亀葉引起し
 本州(長野県西北部~滋賀県東北部)に分布,山中の林内,林縁に生える多年草。
 4稜のある茎は太く,下向きの毛があり,高さ1m内外になる。カメバヒキオコシに似て,葉の先は3裂するが,中央裂片は太く鋸歯があり,先端は細く尖る。葉は対生し,広卵形で,縁に鋭い鋸歯があり,長さ5-12㎝。葉柄は長く,しだいに狭くなる翼がある。
 花期は9-10月。枝先に花穂を出し,唇形の花を多数着ける。花冠は青紫色で2唇,上唇は4裂,下唇は長く前に突き出てボート形。花柄には開出毛が密生する。(2023.9.13)


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