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ツユクサシュスラン [ランの仲間]

2015年宮崎県の花巡り4
 前回のタニワタリノキと同じ渓谷で撮影した。シュスランの一種であることは分かるが,普段見られない遠隔地の植物は図鑑で調べなけれは正確な同定はできないことが多い。
 宮崎市郊外にあるこの渓谷には豊かな植生が広がり,軌道跡のハイキングコース沿いに多様な植物を観察することができた。 
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ジンバイソウ [ランの仲間]

やっと見頃に
 ツレサギソウ属 Platanthera の仲間はよく似た花が多く,分類に戸惑うことがある。不思議な和名のジンバイソウ(神拝草)は相接するような葉,ブナ帯に分布,花期,などから意外と容易に見分けられる。別の花を目的に訪れた際に偶然見つけた。花期は8月下旬と予想したが,見頃の花を写せるまでには約2週間を要した。
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ハクウンラン [ランの仲間]

初見の白花
 ハクウンランと思われるものは数回見たことがあるが,開花した白い花は初めてである。アオフタバランを撮影後,回り道をして戻る際に見つけた。混交林に植林のスギが混じり,林床はより暗く,やや湿り気味である。約100㎡の広さに100株ほどが疎らに生えているが,群生することはなく,写真のように2個体が並ぶ程度に点在していた。
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アオフタバラン [ランの仲間]

緑色の地味な花
 シナノコアツモリソウが自生する森には,不鮮明な白斑の双葉が数多くあることを承知していた。アオフタバランであれば花期を迎える頃なので再び訪れた。林床にはイノシシの仕業と思える痕跡があり,根が露出したコアツモリソウを数株見つけた。いずれも埋め戻したが枯れないことを願うしかない。
 双葉のランは予想したとおりで,多くのアオフタバランが見頃を迎えていた。薄暗く,微風でも花茎が揺れるので,気に入るような写真にならない。
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オノエラン [ランの仲間]

ピーカンの秋田駒ヶ岳7
 拙ブログでは2度目の登場。もともと個体数が少ないので見る機会も少なかったが,秋田駒ヶ岳の頂上部ではハイマツや低木に混じって随所で見られた。太陽光が斜めから入り,まるでスポットライトが当たっているかのようだ。オノエランの白と唇弁のW文字が一際映えていた。
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コクラン [ランの仲間]

蜘蛛の巣と藪蚊に歓迎される
 今春,ヤマザクライヌシデの撮影中に偶然見つけたコクラン,花期を迎える頃なので再訪した。落葉広葉樹に混じって一部に常緑樹が混生する林の道沿いで群生していた。たくさんの花を期待していたが,花をつけた個体は意外と少なかった。藪蚊の襲来を予想して蚊取り線香なども用意して出かけたが,少々期待外れの結果となった。
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キバナノショウキラン [ランの仲間]

今回も菌従属栄養植物
 図鑑等では落葉広葉樹林下で生育と解説されているが,秩父山系では湿度の高いスギ植林下で見られる。撮影地は沢沿いの標高約330m,気候区は暖温帯に入ると思われる。何度も通過した地域であるが,見たのははじめてある。最近は菌従属栄養植物にとりつかれている気がする。
 周辺にも数株が点在しているが,ここだけは各個体から出る花序が重なり合い,一つ一つを区別できないほど密集している。立ち込んでどの個体の花序なのかを確認することもできるが,踏みつけによって絶滅危惧ⅠB類を消滅させたくない。
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ムヨウラン [ランの仲間]

再び菌従属栄養植物-ムヨウラン属の正体はいかに?
 6月2日,「3箇所でムヨウラン属を確認した」(写真A,D)の情報があり,次の2件が直感的に浮かんだ。1つは,数日前に確認した棒状の個体(写真C),2つめは正体不明の「クロムヨウラン?」(2017.12.6掲載)である。クロムヨウランについては,花期を迎えた翌年8月に再三訪れたが,出現しないので正体不明のままである。
 6月2日以降,確認した
ムヨウラン属の自生地は増えて6箇所(15個体)となった。いずれも徒歩30分の範囲で野生キノコの産地でもある。ムヨウランはベニタケやチチタケの菌類の仲間に寄生する菌従属栄養植物で,光合成を止めた植物と考えられている。花茎に残る数個の鞘状の苞葉(写真C,D)は,この植物の進化過程の証であろうか。

 同定のために各個体の花茎の高さ,花数,花被片の長さ,花柄子房の長さを測定した。その結果からムヨウランと思われたが,花がほとんど開かない個体から同定に迷った。ムヨウランの花は半開するが,写真E,Fを除いてほとんどが開かないので他のムヨウランの可能性もある。別の自生地で撮影したムヨウラン(写真G)を参考に掲載した。
 写真Bは写真Aの5日後の状態で,花柄子房部を残して副萼部から先が欠落している。夏以降,この子房部分が膨らみ,「クロムヨウラン?」(2017.12.6掲載)のように変化するのかを注視したい。
 ムヨウランの分布は,埼玉県平野部のごく一部のみで確認された(1998年版埼玉県植物誌)だけで,秩父地方での自生は記録されていない。今年は各地でムヨウランが豊作というが,菌従属栄養植物がどのような環境を好むのか,分布の拡大などとあわせて興味深く,継続して観察したい。
※写真は上から下へA~G
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クロヤツシロラン [ランの仲間]

2年越しの撮影
 2016年11月7日、偶然見つけた果実からこの植物とのつきあいが始まった。花は地表面に咲き、保護色で見つけにくいという予備知識はあった。翌2017年9月中旬からこの場所を観察してきたが、ついに花を見つけることができなかった。ところが、11月に自生地を訪れると数十個の果実が伸びているではないか。改めて見つけにくい花であることを認識した。各個体の場所を記録し、主に自生する7箇所に独自の目印をつけて2018年9月を待った。2018年9月22日、やっと1つの茎頂に数個の蕾(写真1)を見つけた。この茎頂に注目して数日おきに撮影した。写真4を除き、他の写真は同一茎頂のものである。この自生地では、10月6日までに3箇所で開花を確認した。茎頂につく蕾には開花順序があり、1つの花の寿命は約2日と思われる
自生地の環境は以下のとおりである。
◯幅員約2mの舗装道脇にあり、日照は少なく、湿度が高い。
◯道路沿いにはスギやヒノキの並木、これに落葉及び常緑広葉樹が混じる。
◯表土は小礫混じり、腐葉等の供給で菌糸も発達している。
◯付近には荒川の支流があり、小渓流を形成している。

※写真は上から1~6
写真1:茎頂の先にできた蕾 (2018.9.22)
写真2:最初に開花した花 (2018.9.26)
写真3:最初の花は萎みはじめ、次の花が開花 (2018.9.28)
写真4:花の拡大、中央部右側には足3対の白ぽい生物がいる。(2018.10.1)
写真5: 最終の花、右の萼片外側にはハエのような茶色の昆虫2匹がいる。萎んだ花3個が台風24号の強風で花柄から欠落。(2018.10.1)
写真6:果期のはじまり (2018.10.6)
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ヒメミヤマウズラ [ランの仲間]

数少ない姫
 鳳凰三山の針葉樹林帯を長く歩いた割には、ヒメミヤマウズラの個体数は少なかった。初日に数株を見ただけで、最も見栄えの良いものを撮影した。ミヤマウズラに似るが、唇弁内部の毛の有無、花柄の有無などで区別できる。
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ミヤマウズラ [ランの仲間]

独特の斑紋
 「ミヤマ」とつくが人里に近い山地にも分布する。秩父盆地の低山でも特徴のある葉を見たことがある。薬師岳からの急な下山ルートは長い。この間、花をつけた植物はなく、退屈で苦痛な時間が長く経過した。登山口(標高1000m)が近づいたところで、やっとこの花を見つけた。少しでも先を急ぎたい気持ちもある中、一休みしながら撮影した。
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ナツエビネ [ランの仲間]

造花ではありません
 春先に房総丘陵で見たことがあるが、もちろん花はつけていない。この時期に房総の自生地を訪れるには勇気が必要だ。大嫌いなヒルの餌食になるからだ。他の自生地も蒸し暑く、この時期に山に入りたくない。やはり涼しい所に気持ちは行く。軟弱者ゆえ、楽をして観察できる自生地に足が向いてしまうのだ。
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コフタバラン [ランの仲間]

北岳・亜高山帯の植物4
 フタバランの仲間Neottia は葉2個を対生状につけ、全体的に小型で目立たない。黄緑色~紫色の花にある唇弁が特徴的で、基部に耳状裂片があるかないかで大きく2分する。
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コイチヨウラン [ランの仲間]

北岳・亜高山帯の植物3
 状態の良い亜高山帯の針葉樹林下では直射日光が遮られ、鬱蒼とした森を形成する。適度な湿度が保たれた林床には、蘚苔類が生育しやすい環境が整う。見落としがちの小さなコイチヨウランは、そのような環境を好んで生育する。
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ホザキイチヨウラン [ランの仲間]

北岳・亜高山帯の植物2
 タカネアオチドリの近くで5株ほど確認することができた。ハイマツ帯に近いダケカンバ帯で、図鑑の記述よりも上部の樹林帯に生えていた。いずれも花の状態が悪かったり、葉の先端が欠損していたり、おまけに背景がうるさく、あまり良い写真ではない。
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タカネアオチドリ [ランの仲間]

北岳・亜高山帯の植物
 北岳山頂部「高山の岩礫地を彩る」を含めて計15回にわたって掲載してきた。標高2200~2700mの亜高山帯でも貴重な植物に出会った。あと数回、北岳の植物にお付き合いいただきたい。
 7月上旬の大雨で大樺沢コースに架かる橋が流され、広河原からのコースは白根御池小屋を経由するしかない。急登がひたすら続く辛いコースでできれば避けたいが、タカネマンテマ自生地へは必須のコースである。この植物はこの急登途中で見つけたもので、観察できたのは1個体のみ。途中で時間を費やすと山頂部での撮影時間が不足するため、翌日下山するときに撮影した。
 はじめて見るランで少し様子が異なる。アオチドリに似ているが、花や花茎に見られる紫褐色がほとんど見られない。帰宅後、図鑑や文献等で南アルプスにはタカネアオチドリがあることを知った。
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アツモリソウ [ランの仲間]

激減する自生地
 この花を見るのは3回目。過去にはクマガイソウとの比較で2017-05-17で掲載した。別の花を目的としていたが、近くを通ったので立ち寄った。自生地では保護活動している方から貴重な話を伺った。自生地の昔の状態やこれまでの維持管理、鹿の食害等,説得力のあることばかりである。
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ヒメムヨウラン [ランの仲間]

光合成を行わない植物
 数年前になるが、この植物をはじめて見たのは南アルプスの亜高山帯。7月下旬ですでに果期を迎えていた。今回見られた場所は亜高山帯の針葉樹林ではなく、標高1500m前後の山地帯にある針葉及び広葉樹の混合林にある。一部は、人に踏みつけられるような登山道でもはえていた。本来の花期は6月に入ってからであるが、自生地の標高や今年の気候を反映して早くも見頃の状態である。
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カモメラン [ランの仲間]

縁を取り持つカモメ
 この花は過去に3回見たことがある。いずれも数株ほどで見ごろを過ぎていた。旬な花に出会うことが今年の計画の一つになっていた。訪れた山では例年6月10日過ぎに見ごろを迎えるという。すでに5月下旬に開花したという情報もあり、咲き具合を案じながら登山口に向かう。
 登りはじめてまもなく思いがけないことに遭遇した。それは昨年6月、八ヶ岳の山小屋でお目にかかったS氏との再会である。住むところは離れ、互いの動静を知る由もない。カモメを目的にこの山を訪れただけであるが、偶然の再会に驚くばかりである。まさにカモメが引き寄せた再会である。
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ノビネチドリ [ランの仲間]

雪渓を望む山麓で③
 この日は雲一つない快晴、観光には最高の天候である。草原の道沿いでよく生育したノビネチドリが出迎えてくれた。このような天候では日差しが強く、どぎつい色の写真になってしまう。被写体は最高、それに反して撮影術と光の条件は決して良いとはいえない。多雪地で十分な湿り気があることから、日当たりの良い草地でも生育できると思われる。
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サカネラン [ランの仲間]

菌従属栄養植物
 コアツモリソウを撮影して再び歩き始めると、道沿いの斜面に白っぽいものを見つけた。すぐにサカネランであることが分かった。以前もコアツモリソウからあまり離れない場所で本種を見つけた。生育環境は異なるが、探す標高の目安になるかもしれない。
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シナノコアツモリソウ [ランの仲間]

暗紅紫色条班のないコアツモリソウ
 この日、面白いように見つかるコアツモリソウは、花の内部がよく見えないものが多い。ほとんどは花茎がねじれて内側を向いているからだ。写しやすい花を探していると、少し様子の異なる花を見つけた。いつもならば単なるアルビノタイプと思い、通り過ぎることが多い。ところが、この日は証拠写真として、花の内部を意識して撮影した。帰宅して調べると「コアツモリソウの色彩変異」という論文があることを知った。
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コアツモリソウ [ランの仲間]

最も地味で小さなアツモリソウ
 アツモリソウ属Cypripedium の他の種に比べて非常に小さく目立たない。同属のクマガイソウキバナノアツモリソウとは明らかに一線を画す。過去に一度だけこの花を見たことがある。正直に表現すれば、気づかなかったのかもしれない。双葉だけなら、フタバランの仲間かなと思うくらいだ。おまけに花は葉の下に隠れるようにして咲くものが多い。1つあるとその周囲に次々に見つかり、この日は面白いように多くのものを鑑賞した。
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ヨウラクラン [ランの仲間]

着生植物がはえる環境
 植物はふつう土壌に根を下ろして水や養分を吸収する。ところが、生物界では例外は当たり前で多様性に富んでいる。着生植物の最も重要な環境要素は水分であろう。一般的には、その水分は雨水や霧に依存する。幸運なことに空中湿度の高い環境に適応する植物を取りあげたい。
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ツレサギソウ [ランの仲間]

初見の花に感動
 登山途中、日当たりのよい草地に出た。一息ついているとススキの根元に白いものが見えた。すぐにツレサギソウ属であることが分かった。花つきの良さが和名の由来にもなっている。特に狙ったわけではないが、丸ボケが煩わしく花の美しさが損なわれている。
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サイハイラン [ランの仲間]

采配を思わせる花
 武将は軍勢の進退を指揮する采配に様々な短冊状の装飾をつけていた。和名の由来は花をこの采配に見立てたことに因る。単葉のみの光合成でこれだけ豪華な花を着けることは難しい。地下で菌類などの恩恵を受けているのだろう。
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セッコク [ランの仲間]

素晴らしい群生
 アズマシライトソウを撮影後、巨木に着生するセッコクが見ごろになっていた。高所にあるため望遠レンズを使っても満足に写せない。そこで、別の自生地が気になり移動した。
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ササバギンラン [ランの仲間]

金さん銀さん揃い踏み③
 キンラン属Cephalanthera の最終回。クゲヌマランやユウシュンランは残念ながら近くに見当たらず、来年以降の目標となった。
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キンラン [ランの仲間]

金さん銀さん揃い踏み②
 銀金の順でご本家の登場。黄色の花は林内でよく目立つ。急激に数を減らし、絶滅危惧Ⅱ類(UV)に指定されている。秩父地方でもギンランよりも少ない。私の観察地では3箇所のみ。この撮影地は有名な観光地にあり、歩道から見えやすいところにある。一部のアズマネザサや低木を取り除くだけで、少しずつ数が増えてきた。
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ギンラン [ランの仲間]

金さん銀さん揃い踏み①
 昔は山野でふつうに見られたキンラン属Cephalanthera が激減しているという。環境の変化(明るい雑木林の減少)や採集などが原因と考えられている。この仲間には菌根菌との共生関係が確認されており、土壌条件が合わないと枯れてしまう。1株ずつはえることが多く、単調な写真になりやすい。この日は3株に救われた感じがする。
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